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中西宏明経団連会長

中西宏明経団連会長

 経団連の14代会長を退く中西宏明氏は2018年5月末の会長就任以来、この3年間で社会のデジタル化を見据えた上でさまざまな改革を進めた。

 新卒学生の就職活動の時期を定める「就活ルール」の廃止を決定。会員の入会条件を緩和してITや新興企業の加盟を後押し、経団連への門戸を広げた。

 デジタル革新が経済成長だけでなく社会的課題の解決や自然との共生をもたらす未来社会を提唱。脱炭素社会の実現を目指し、再生エネルギーの主力電源化や、原子力発電所と深く関わってきた日立製作所トップとして原子力の継続活用を政府に働きかけた。

 経済外交の一端として19年5月にはトランプ政権下の米国に出張、精力的に政府要人らと会談した。

 その帰国後、リンパ腫と診断され抗がん剤治療を受けた。一時は症状が消えて安定した状態になる「寛解」となり、体力の回復を待って業務に復帰した。

 しかし昨年7月にリンパ腫の再発が判明。今年3月22日の会見では「再度の寛解になった」と説明したが、治療の副作用で4月上旬に体調不良となり、リンパ腫の再々発も発症していた。 (中沢幸彦)

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