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がん患者さんとそのご家族が最良の治療やケアを選択するための支援活動について
2021年9月29日
– 日本オンコロジー事業部では患者さんとご家族が医療者との対話による相互理解を通じて最良の治療やケアを選択するための支援を実施
– 2021年10月3日(日)に、がん患者さんとそのご家族を対象とした初の当社主催オンラインシンポジウムを開催、今後も定期開催予定
近年のがん医療の進展にともない、がん患者さんの生活の質や予後が向上してきたといわれています。一方で、医療の高度化・複雑化により、治療やケアの選択肢が増え、どの治療やケアを選ぶべきか悩む患者さんやご家族もおられます。そこで当社 日本オンコロジー事業部では、患者支援団体ならびに医療関係者の皆さまとの協働を通じて、がん患者さんとご家族が医療者との対話による相互理解のもとで最良の治療やケアを選択いただくための環境整備を目指した支援活動を進めております。
この活動の一環として、当社の日本オンコロジー事業部は、最良の治療選択を行うためのヒントを提供し、一人でも多くの方が今日のがん医療の恩恵を受けられる一助となることができるよう、がん患者さんとそのご家族の皆さまを対象とした無料オンラインシンポジウム「これからのがん医療とケア~患者・家族と医療者が共に話し、選択する~」を主催します。本シンポジウムは、公益財団法人日本対がん協会の支援を得て開催するものです。
第1回シンポジウムは2021年10月3日に開催いたします。欧米同様、日本でも広がりつつある「SDM(シェアード・ディシジョン・メイキング、医師と患者さんの協働的意思決定)」と「ACP(アドバンス・ケア・プランニング、人生会議)」をテーマとして、日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科教授の勝俣範之先生と、認定NPO法人 ささえあい医療人権センターCOML(コムル)理事長の山口育子氏より講演いただきます。また、その後、公益財団法人日本対がん協会がんサバイバー・クラブの相談支援室マネジャーの北見知美氏にパネルディスカッションへご参加いただきます。
本シンポジウムは、がん患者さんやご家族が抱える悩みや不安の解消に役立つテーマを選定し、今後継続的に開催していく予定です。当社は、引き続き、患者さん中心という理念のもと、革新的な医薬品の創出に加えて、がん患者さんを取り巻く諸課題と向き合い、その解決のための取り組みを進めることでよりよい医療の実現に貢献してまいります。
なお、SDMやACPに関する情報は、本年6月に公開したがん患者さんのための情報ポータルサイト「Cancer Pedia(キャンサーペディア)」の中でも発信しています。
<シンポジウム概要>
名称:これからのがん医療とケア~患者・家族と医療者が共に話し、選択する~
日時:2021年10月3日(日)13:30-15:30
主催:武田薬品工業株式会社
協力:公益財団法人日本対がん協会がんサバイバー・クラブ
対象:がん患者さんとご家族
<登壇予定者>
日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授 勝俣範之先生
認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)理事長 山口育子氏
公益財団法人日本対がん協会相談支援室マネジャー 北見知美氏
<司会・ファシリテータ>
山元香里氏
以上
<武田薬品について>
武田薬品工業株式会社(TSE:4502/NYSE:TAK)は、日本に本社を置き、自らの企業理念に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝子疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤とワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80の国と地域で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。
詳細については、https://www.takeda.com/jp/をご覧ください。
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