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2021年06月18日 16:27
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京都大学大学院腫瘍生物学講座教授の小川誠司氏らは、上部尿路上皮がんの腫瘍検体および術前に採取した尿を用いて大規模なゲノム解析を実施し、①上部尿路上皮がんは遺伝子変異に基づき異なる生存率を示す5つの病型病型に分類できる②術前の尿中に腫瘍組織と同一の遺伝子異常が認められ、上部尿路上皮がんの精度の高い診断が可能となる―ことをCancer Cell(2021; 39: 793-809)に報告した。
上部尿路上皮がんは頻度が低いため遺伝学的な背景が十分に解明されておらず診断が困難なことから、治療が遅延するケースも見られ、新たな診断方法の開発が期待されていた。今回の研究結果により、上部尿路上皮がんの各病型のゲノム異常に基づく治療選択や、尿を用いた簡便かつ高精度の診断が可能となるため、治療成績の向上が期待されるという。
(東京大学プレスリリース)
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