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2021年08月06日 16:44
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国立がん研究センターは本日(8月6日)、肺がん遺伝子スクリーニングネットワーク「LC-SCRUM-Asia」の新たなプロジェクトとして、今年(2021年)8月2日より遺伝子解析結果とその結果に関連する臨床試験情報を患者に直接提供する「LC-SCRUM-Support」を開始したと発表した。
LC-SCRUM-Asiaには1万3,000例を超える肺がん患者が登録され、さまざまな分子標的薬や遺伝子診断薬の開発につながっている。しかし、遺伝子変異が陽性と明らかになったにも割らずかかわらず、対象となる臨床試験へ登録された患者は約5%に過ぎないという。その原因の1つとして、臨床試験情報へのアクセスが困難という課題がある。
LC-SCRUM-Supportでは、治療の対象となる遺伝子変異が判明した患者や近親者を対象に、電子メールアドレスの登録に関する同意を得たうえで、遺伝子解析結果および現在進行中の臨床試験情報を電子メールで提供する。患者や近親者に臨床試験情報を直接提供することで、患者の住む地域や通院施設にかかわらず情報を必要とする患者のニーズに応えることが可能となり、治療・診断薬の開発ならびに個別化医療確立の推進が期待される。
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