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目標金額と資金使途
第1目標(1000万円):
緩和ケアガーデンの土壌改良、生垣や車いす散策路の設置、花壇・芝生の整備などを行います。
第2目標(1,500万円):
上記に加え、東屋の設置や植栽の充実等を行います。
※本プロジェクトはall in形式のため、目標に届かなくとも、集まった資金及び自己資金を活用して第1目標の内容は実施いたします。
※目標金額以上のご寄付が集まった場合は、植栽の種類変更や今後の緩和ケアガーデンのメンテナンス費用として使用いたします。
※当院へのご寄付は「税額控除」の対象となります。詳しくは、ページ下部をご覧ください。
緩和ケア病棟紹介動画
はじめに
済生会飯塚嘉穂病院は、平成23年に筑豊地区で緩和ケア病棟を開設しました。その後も、回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟を開設し、地域の皆様に寄り添った医療を心掛けてきました。
緩和ケア病棟は、がん患者さんの痛みなどの症状を和らげ、穏やかに過ごしていただくための病棟です。
私たちは、当院の緩和ケア病棟が、患者さんにとって第二の家のように安らげる場所であることを目指してきました。開設以来1,000人以上の患者さんにご利用いただき、「この緩和ケア病棟に入院して本当に良かった。」という声をたくさんいただいています。そして、「緩和ケア病棟なら済生会が良い」と口コミで評判を聞き、入院を希望してくださる方も多くいらっしゃいます。本当に嬉しく、ありがたく思っております。
他の施設にはない当院の特色として、緩和ケアガーデンがあります。病棟は1階にあるため、病室から庭に続くウッドデッキがあり、桜の時期は、患者さんはベッドのまま病室から出てお花見をしたり、庭に咲く花々を楽しんだり、ペットと面会したり、季節や自然を感じていただくことができます。
また、コロナ禍で面会制限がある中、窓越しに家族と会えるなど、大変大きな役割を果たしてきました。
このような環境を維持するため、これまでも職員やボランティアの方々で手入れを行ってきましたが、開設から十数年が経過し、芝生や植栽の乱れが目立ち、良好な環境を保つためには改修工事が必要となってきました。
改修を機に、患者さんが車いすでも通れる通路を作ったり、夏祭りや誕生日会、演奏会等のイベントにも利用できる庭にして、患者さんにとって大切な思い出がたくさん作れるようになればと願っています。
昨年秋、当院の緩和ケア病棟開設当時から関わった医師が逝去しました。心から患者さんやご家族に寄り添い、地域の緩和ケア普及にも尽力していました。「この病棟を家と感じるくらい、気兼ねなく安心して過ごして欲しい」と願い、忙しい中でも、時には患者さんとともに緩和ケアガーデンで草木を育て、作物を栽培したりもしました。
医師が大事にしていた緩和ケアガーデンが、これからも末永く、患者さんの癒しの場となることをスタッフ一同願っております。
今回のクラウドファンディングを通して、緩和ケアガーデンを患者さんが大切な人と一緒に過ごせる癒しの場所になるように、再生計画に取り組みます。どうか皆様の温かいご寄付をお願いいたします。
緩和ケア病棟における患者さんやご家族にとっての庭の意味・役割
|| その1:室内から見る景観としての安らぎ
患者さんの中には、ベッドから出ることが難しい方も少なくありません。同じ場所から見える景色・自然が、安らぎにつながることもあると考えています。また、庭には四季折々の花々もあり、病院の中からでも季節を感じることができるようになっています。
情報に溢れた日常ではないからこそ、花や木などの生物や小鳥などの動物から生命力を感じ、思い出のある草木を見ることで、人生を思い返す時間をつくることにもつながります。
緩和ケア病棟は、できる限り患者さんの心境や立場にたって最善の環境に整えていくことが使命だと思っています。また、そのような環境が、患者さんとご家族、医療者とのコミュニケーションのきっかけにもつながってきました。
|| その2: 庭に出て、作業することも。
患者さんが庭に出て草木に触れることもできます。戸外に出て、風を感じる、直接草木に触れる、花を植える、育てる…趣味のガーデニングを行うこともできます。
病院の環境を整備する意味だけでなく、患者さん自身に“できること”を実感していただく意味でも、緩和ケア病棟の“庭”は大きな役割を担っています。
「まだ自分にもできることがある。」その気持ちが、患者さんの生きる活力になると信じています。
まるで家にいるような温かさ
病棟内には、癒しと開放感があります。
病院ですが、病院でないような”まるで家にいるような温かさ”を感じます。
(入院患者さんのご家族 談)
病室の外にはウッドデッキがあり、コロナ禍でもガラス越しにご家族と会える役割も果たしています。コロナ前は家族の一員であるペットとの面会も可能でした。 庭のある当院だからこそ叶うことだと思います。
クラウドファンディング立ち上げのきっかけ
このように緩和ケアガーデンは、患者さんには安らぎの場として、ご家族とのコミュニケーションをとる場として活用していただいていました。「庭の花を見ると心が安らぐ」というようなご意見も患者さんからたくさんいただき、スタッフからもとても大切に使われてきました。
当院の緩和ケアガーデンの現状は、病室からウッドデッキまで出ることはできますが、庭の整地が行き届いておらず、患者さんが車いすや徒歩で庭を散歩することが困難な状況です。改善・改修が検討されてきましたが、とても費用がかかるため、進めることができずに心苦しく思っていました。
今回、“患者さんにとって今よりもっと良い環境を整えられないだろうか”という想いから職員一丸となって、クラウドファンディングに挑戦することとしました。
私たちの想いが、「本当に多くの方に伝わるのだろうか」という不安は今もありますが、このプロジェクトをしっかりと達成し、患者さんやご家族に「済生会飯塚嘉穂病院の緩和ケアに入院してよかった」とこれからも思っていただけるように生まれ変わった緩和ケアガーデンを活かし、スタッフ一同緩和ケア診療に努めてまいります。
今回改築することで新たに期待する役割
|| その1:家族との時間を持てる
現在はコロナ禍のため、面会ができない状況にあります。病室から車いすなどでも容易に庭に出ることができ、東屋のような場所があれば、コロナ禍でももっと直接、家族と季節折々の花を眺めながら談笑できる機会が増えると考えています。
一緒にいる時間や何かしてあげられることは、ご家族にとっても大切なことです。
|| その2:みんなで集まれる
新型コロナ感染症流行前は、夏祭りやクリスマス会、演奏会などのイベントに、患者さんだけでなく、ご家族も一緒に楽しんでもらえていました。コロナ禍でも集まれるような庭があれば、イベントに多くの人が集まることができるようになります。
患者さんの誕生日を、私達スタッフはとても大事にしています。事前にご家族と相談して、できるだけ一緒にお祝いできるように工夫しています。今はコロナの影響で直接面会できる人数も限られていますが、このような時でも、庭を最大限に利用できます。
|| その3:地域にも開かれた庭に
今後の夢として、庭の機能を最大限に活用するという視点から、これまでにない企画も考えています。
例えば、家族も招待して音楽会を開催したり、地元の企業や学校などとも協力してイベントを開催したりなど、地域に開かれた庭になればいいなという夢も持っています。
「つながるガーデン」
緩和ケア病棟は「第2の家…HOME」です。地域と繋がることで、病棟内で一つの新しい生活を楽しめる環境を作り、患者さんと家族がつながる庭、地域とつながる庭を目指したいと考えています。
どうか、皆様からの温かいご寄付をよろしくお願いいたします。
関係者メッセージ
院長 迫 康博
『クラウドファンディングの成功を祈ります』
日頃の当院へのご理解、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
当院は、飯塚医療圏にある病床数197床(一般病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟、緩和ケア病棟)のケアミックス型の病棟をもつ病院で、地域の急性期病院・開業医・介護施設との連携の上に『医療と介護を結ぶHub病院として、地域医療の充実に貢献すること』を病院のミッションとしております。
当院の特色ある重要な病院の診療機能として平成23年に筑豊地区で開設した緩和ケア病棟による緩和ケア診療が挙げられます。自然環境に恵まれた病棟という特色を活かして順調に運営されておりますが、今回、病棟に付属する重要な施設としての緩和ケアガーデン(庭園)の大幅なリニューアルを目指したプロジェクトを達成するためにクラウドファンディングの形をとることとなりました。
この活動により、緩和ケア診療の質的向上と同時に緩和ケア診療の認知度が上がることが期待されます。
どうか、地域の皆様をはじめクラウドファンディングに賛同いただける方々のご協力をよろしくお願い致します。
看護部長 荒木 賴子
かつて緩和ケア病棟で勤務しておりました。緩和ケアのお庭に関して様々な思い出があります。入院後間もなく、活気のなかった患者様を車椅子でお庭にお誘いしたところ、お庭に出られた途端、背筋をスッと伸ばされて微笑まれたことをよく覚えています。
また、夏祭り用にとスイカを植えてみたり、収穫したさつま芋でスイートポテトを作り患者様に食べていただいたりもしました。お庭に散策路ができ、草花の手入れがしやすくなれば、これまでよりもっと患者様に日差しや風、四季を感じていただけるとワクワクしています。
緩和ケア内科主任部長 亀山 敏文
お庭の草花は、季節ごとに(桜、チューリップ、バラ、ひまわり、紅葉、など)、患者さんやご家族の癒しになっておりますが、日々の診療の中、なかなか整備が行き届かないのが現状でございます。また、コロナ禍におきましては、ご家族の面会を、お庭のベランダから窓越しに、お願いする場合も多々ございます。
しかしながら、もともとお庭からの面会を想定した設計でないためバリアフリーではなく、雨天時などは、特に案内しづらい状況になっております。今回の改修で、患者さんが病床から愛で、またご家族がアプローチしやすい庭園に生まれ変わることを切に願っております。ご協力のほど、是非ともよろしくお願い申し上げます。
緩和ケア内科部長 福田 篤志
当院は、春には桜の花が咲き誇る丘の上の病院です。
緩和病棟は1階にあり、各部屋から庭を眺めることができますが、なかなかお花が根付いてくれていません。一輪の花や一匹の虫を病室の窓に見つけるだけで、どんなお薬よりも心が癒される瞬間もあります。各季節にもっといろんな花を愛でることができたら、素晴らしいと思います。病室からのスロープを整え、天気の良い日にはゆっくりと散策ができるようになれば、気持ちも晴れやかになることでしょう。
緩和ケア病棟看護課長 尾﨑 昌子
緩和ケア病棟の看護課長の尾崎です。私は、緩和ケア病棟入院前の患者さんやご家族に、病棟見学のご案内をすることがありますが、病室から見える庭の風景に「ここは、緑が見えて良い」「心が安らぐ」と、喜んでいただくことが多いです。
「朝は、鳥の声が聞こえて、朝日が窓側から昇ります」とお伝えすると、「ここなら、きっと穏やかに過ごせるね」と安心されます。緩和ケアガーデンは患者さんやご家族にとって、特別な存在だと感じています。
今回のクラウドファンディングで、美しい庭が再生できることを、切に願っています。皆様の温かいご寄付を、どうかよろしくお願い致します。
地域医療連携室課長 濵﨑 妃沙子
『クラウドファンディング開始に寄せて・・・』
地域医療連携室課長の濵﨑と申します。地域および関係機関の皆様には日頃より多大な連携をいただき、誠にありがとうございます。緩和ケアの庭を「つながるガーデン」にしたいと考えています。緩和ケアの庭は、ただの庭ではありません。患者さんからは常に目に入る「癒やし」であり、「地域とつながる」大切な場所でもあります。
しかし、コロナとなり家族との面会も満足にできません。入院生活において、家族や人と会うことは、どんな薬よりも力になります。庭がバリアフリーとなり、美しい四季の花々に囲まれ、安全に患者さんや家族が集える様になれば・・・、あるいは、美しく開かれた庭を活用し、筑豊特産のマルシェやカフェを開催し患者さん、家族、地域がつながることができたら、なんと素敵なことでしょう!
最期まで、人や地域とつながり続けることができる緩和ケアガーデン「つながるガーデン」の実現に、ぜひ皆様のお力添えをいただきたく思います。
税制優遇について
当法人は厚生労働大臣から「税額控除」適用法人としての証明を受けております。
それにより、寄付金控除について、「所得控除」方式または「税額控除」方式が選択できます。
【ご参考】(個人でのご寄付の場合)
・所得控除方式
(所得金額ー所得控除額(※1))×税率=税額
※1 寄付金額(※2)-2,000円=所得控除額
※2 控除を受けられる寄付金額は年間総所得金額等の40%が上限です。
・税額控除方式
税額ー税額控除額(※1)
※1 (寄付金額(※2)-2,000円)×40%=税額控除額(所得税額の25%相当額を限度)
※2 控除を受けられる寄付金額は年間総所得金額等の40%が上限です。
詳細及び法人様からの寄付の場合については、国税庁ホームページ等でご確認ください。
ご注意事項
● 寄付金領収書は、当院に入金のある2023年7月の日付となります。送付は2023年9月末までを予定しています。
● 寄付領収書のお名前は、ギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。ご寄付後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金領収書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
● 寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
● 本プロジェクトのギフトのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先の「ギフトに関するご留意事項」をご確認ください。
● ご寄附の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
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