義姉(夫の姉)が乳がんステージ4、骨転移と発覚し、半年がたちました。

発覚当初は、やはり「死」がよぎり、できる限り、長く元気で生きてほしい思いと同じがんでも治癒し元気で長生きしている義母が悲しい思いをしてほしくない思いから、様々な治療法を提案しました。たとえ、エビデンスの少ない自由診療でも可能性があるなら受けてほしい、お金の心配もいらないと全力で提案しましたが、本人は受けいれませんでした。

さまざまな提案の中で義母が今も予防のため続けている免疫治療は、何があっても行うことは了承してくれたのですが、その担当医は義母に伝えることと本人に伝えることが一致しておらず、義母は不信感を持っています。

結局半年たった今は抗がん剤治療のみで免疫療法も進んでいません。

また義母と義姉の関係性も今はあまり良くなく、治療について何の相談もなくなってしまいました。

義母はもうそれが答えなら。。。となにも聞かなくなってしまいました。

そんな思いを義母と同居している私は毎日聞いていて、私も子供がおりますので自分の子の「死」を感じている母親としての思いはとてもわかるため、義母のためにも義姉には頑張ってほしいと。。。この状況をどうにかしたいと思っています。

余命は数年といわれています。まだ子供も小さく、なんとしても元気で長生きさせたい思いと心がすれ違ってしまっているこの状態で何もできない歯がゆさとこれから先の心構えと気持ちがどうしていいかわかりません。

今はコロナもあり、結局この夏会うことができなくなりました。今体の状態は本当に大丈夫なのか?知るよしもありません。

私たち家族はこのまま最悪の知らせを待つことしかできないのでしょうか。

私のように家族であって家族ではない身は義姉にも義母にも何をしてあげたら良いのでしょう。。。

助言をください。

7件のフィードバック

    1. コメントありがとうございます。
      主人は、治療についての提案の時、一生懸命説得してくれました。
      しかし「素人が調べただけの結果でしょ」そんなニュアンスの言葉を放ったそうです。
      義理の家族はそれぞれが少し距離を感じます。昔から姉は主人に対して、強気でしたし、お互いに本音はいわないような関係性です。
      また、姉の夫に対しての不信感が義家族にはあるため、こちらの言うことを聞かないことがすべて姉の夫のせいだと感じています。
      確かに私の目か見ても姉の夫はどうかと思う節はありますが、それは義家族みんなにいえることで、私の家族だったらあり得ないな。。。と思うところはたくさんあります。
      そんな関係性ですから、夫はもう諦めているいう感じです。何度言っても、こちらがここまでしてもそんな答えなら。。。と。

      元々あまり言葉数が少ない人です。だからこそ、夫の言葉は心に響くものがあると思ったのですが、姉には通じなかったようです。

  1. とあみ様

    コメントありがとうございます。
    義母と義姉の間に立って、とあみ様がとても気苦労なさっていることが伝わって参ります。また、いたたまれない思いでいらっしゃることと思います。

    コメントを拝見し、私は1点気になる部分があります。
    義母様が続けている免疫治療を、義姉様も了承なさった時点で、義姉様はどのような心境だったのか、ということです。

    もしも、その時の状態が、義姉様にとって半ば説得のような形であったとしたならば、義姉様は納得されていらっしゃらないのではないかなと感じました。

    恐らく、とあみ様を筆頭に皆さんが心配して、様々な方策を考えてくれてのことと、義姉様も感じていらっしゃると思います。

    ただ、こと実際の治療の話となると、
    「皆、心配してくれているのだろうけど、誰も私のことを分かってくれない。治療を受けるのは私自身なのに…。」
    と感じる部分がお有りだったのかもしれません。

    分かってくれないのであれば、話しても疲れるだけ…と、義姉様はご自身の殻に閉じこもってしまい、今現在ご連絡を取ることを控えていらっしゃるのでは…と、あくまで私の推測で申し訳ありませんが、そのようなことを感じました。

    もし、義姉様が納得されなかった可能性があるならば、率直にとあみ様・義母様の思いを、今一度義姉様にお伝えになってみてはいかがでしょうか。

    「少しでも快方に向かって欲しい、少しでも長生きして欲しい、ただその一心で、治療方法を色々提案したんだけれども、何だかすれ違いみたいなってしまってごめんね。」と。

    その上で、義姉様に
    「治療方法はどうしていきたい?義姉が考えることを、親族皆で応援したいと思っているよ。」と。

    あくまで、ボールを義姉様に投げて、どのようにしたいのかを聞いた上で、皆はサポートするという構図を、今一度皆様で共有してみたら、事態は少しずつ動き出すかもしれません。

    もしかしたら、義姉様の答えが、
    「本当は抗がん剤も嫌だし、免疫療法もやりたくないんだ。」
    かもしれません。

    ご家族としては絶望的のように感じるかもしれませんが、もしそれが義姉様の答えだとしたら、その答えを知った上で、ただ黙って最悪の知らせを待つのではなく、残りの限られた時間を前向きに義姉様が過ごせるよう、親族の皆様が協力することはできると思います。

    コロナではあるけれども、可能な範囲で
    行ってみたい所。
    食べておきたい物。
    会っておきたい人。

    これらを義姉様が達成するお手伝いはできます。
    ただ黙って最悪の知らせを待つのとは、全く意味が異なります。

    患者様ご本人・ご家族には、それぞれの思いや事情がお有りで、私のような部外者がこんな差し出がましいことを言う立場にはなく、もし不躾な的外れなご回答でしたら、申し訳ございません。ご寛恕頂けましたら、幸いです。

    以下は余談で我が家の話になりますが、私の主人も、主人の実母(私からすると義母)と、考え方が折り合わず、衝突しておりました。
    主人は抗がん剤を使用したくない派、主人の実母は一日でも早く抗がん剤を使用して欲しい派でした。

    そのため折り合うはずもなく、ただただ平行線。
    何なら多少のケンカも何度もしておりました。

    私は主人を亡くす恐怖、主人の実母は我が子を亡くす恐怖があり、私と主人の実母は恐怖を共有していました。
    そのため、主人の実母が一日でも早く抗がん剤を使用して、治療を受けて欲しい、その気持ちは痛いほど分かりました。

    ただ、実際に治療を受けるのは主人です。
    副作用に耐えなければならないのも主人本人です。

    費用も心配しなくて良いとは言っても、主人は遺す年老いた両親・子供を抱えた妻のことを考えると、際限なく治療費に資金を充てて良いわけがない。どこかで線引きしなければと、主人は思っていたと思います。

    そのため、主人の実母の思いをそのまま主人に伝えたところで、
    「はい、そうですか。では抗がん剤治療を始めましょう。」
    とはならないことは目に見えていました。

    そこで、私は【主体性はあくまで主人に】という軸を持つことを大切にして、主人に
    「あなたはどうしたい?」と問うたのです。

    その問いかけをすると、ただ「抗がん剤を使用したくない」だけではなく、様々な思いや彼なりの段取りがありました。

    抗がん剤の前に、やれることをやりたい。
    最終的に抗がん剤をやるとしても、納得した上でやりたい。
    信頼できる先生の元でやりたい。

    その考えが本人にあるならば、ひとつひとつを順序立てて、行なうことにしました。

    これはあくまで我が家のケースですが、すべての手を尽くして生きて欲しいと願う家族と、治療・病状を乗り越えていかねばならない患者本人のせめぎ合いの連続だったと思います。

    そのせめぎ合いがどこかでバランスが取れて、患者本人・家族ともに、前向きに、できれば穏やかな日々を過ごせると良いなと切に願っています。

    1. コメントありがとうございます。
      そうですね、きっとそうなのだと思います。
      私たちの今までの関係性から考えてもそうだと思います。
      管理人様のアドバイスを率直に受け止めたい思いはありますが、きっとまだ受け止められる覚悟が私たち家族にはまだないのだと思います。
      やはりそれは、「諦める」ことになってしまうとまだ感じているんです。

      心の整理ができるのは、時間でしょうか。

      それでも、きっと私は「仕方ない」と受け止められるでしょう。
      義母はどうでしょうか。
      私はただ義母の辛い思いを聞いてあげることしかできないですよね。

      最後は、管理人様のご家族のように受け止められたらとは思います。
      ただ。。。まだその覚悟はできないのだと思います。
      本当にせめぎあいですね。。。

      1. とあみ様

        ご返信頂き、ありがとうございます。
        心の整理が出来るようになるには、とあみ様が仰る通り、【時間】もあると思います。

        あとは我が家の場合、主人の病状が刻一刻と変わってしまいましたので、差し迫った【状況】が心を整理させざるを得なかったというのが、正直なところかもしれません。

        長い時間を費やして、諦めが理解へと変わっていったというよりかは、切羽詰まった状況が必然的に理解に促したという方が正しい気が致します。

        そうして、限られた残りの時間をいがみ合う・ぶつかり合うのではなく、ともに同じ方向を向いて過ごして行こうと、いつしかなっていました。

        それはもしかしたら、理解と言う名の諦めであり、理解と諦め、これらは表裏一体の事柄なのかもしれません。

        義母様は実のお子様である義姉様と、なかなか円滑にコミュニケーションを取ることができない中、とあみ様が義母様の辛い思いを聞いて差し上げるだけでも、義母様はきっと救われると思います。
        また、人に話すことで、自分の考えが整理できたり、少し違った見方ができたりすることもあるかもしれません。

        とあみ様におかれましては、心を痛めながら、義理のご家族の間に入り、大変なキーパーソンの立ち位置でいらっしゃると思いますが、せめぎ合いの中にも、良い折衷案が見つかることを、心から祈っております。

        1. お返事ありがとうございます。
          管理人様のお言葉「「諦め」という名の「理解」」
          やはり、そういうことなのかと、痛感したと共に、私たち家族の心構えが改めて見えた気がします。
          ありがとうござます。

          実は昨晩、義母と話をしたときに、管理人様の助言を提案してみました。
          義母もやはりその必要があることを感じていましたし、覚悟もあるとおっしゃっていました。
          そして、「私たち家族には本音で話さない」「○○さん(私)になら本音を話してくれると思う」「だから、○○さん、聞いてほしい」と言われました。
          今までもそのような役割であることは感じていましたが、はっきりそうおっしゃっいました。
          正直、義家族の価値観で一番理解できない部分が「家族に本音を言えない関係性」なので、他人である私が「なんで?」と思う気持ちもありますが、義家族にとって私が要なのであれば、頑張るしかないと思いました。

          正直私はけして義家族とうまくやってきたわけではありません。
          大きな衝突を何度も繰り返し、お互い理性で保ってきた部分もあります。それが家業を共にやり、お互いの気遣いである程度の距離を保ってやってきました。
          ですから、義姉とも距離が近い関係性ではなく、理性で距離を保っていただけの関係性です。
          こんなことなら、もっと距離を縮める努力をすればよかったと、後悔の思いがあります。
          それでも、私が頼りだというのなら、覚悟を決めたいと思います。

          管理人様、本当にありがとうござます。ここに出会えたことを感謝いたします。
          それでも、私は何度も何度も行ったり来たりで思いをくすぶると思います。
          その際は、また、こちらを貸してください。

          1. とあみ様

            ご返信頂き、ありがとうございます。
            早速、義母様とお話になったのですね。
            少し事態が動き始める兆しが見えて、本当に良かったですね。

            正式なキーパーソンとしての任命に、戸惑いや責任など、様々な思いが去来することと思いますが、義母様がとあみ様を頼られる理由は必ずあると思います。

            血が繋がっている家族だからこそつい出てしまう甘え・無礼・遠慮の無さ。
            そこには、血が繋がっていない家族だからこそ、できる役割が必ずあると思います。
            そして、その果たす役割は必ず意義あるものだと思います。

            私も、主人と主人の実母の間に立って、血の繋がっていない家族の立場として役割を担った人間として、とあみ様がこれから果たされるお立場とご対応を、心から応援しています。

            とあみ様・義母様・義理ご家族の皆様の願いと、義姉様の思いが重なり合う日が訪れますよう祈っております。

            この遺族サロンというサイト・私の経験・思いは、同じ境遇の皆様の参考や糧にして頂きたい一心で、運営開始致しました。
            開設まもないため、充実したサイトとは言い難いかもしれませんし、私のご回答も拙いものかもしれませんが、今後もご活用頂けましたら幸甚です。

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