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8月21日、佐賀市・エスプラッツでセミナー
高齢者やがん患者とその家族ら病気や看病でストレスを感じている人の体と心を癒やすケアの「ソシオエステティック」。吉野ヶ里町でサロンを開くNPO法人「ソシオの杜」の代表理事の江頭裕美さん(54)は、誰もがケアを受けられる社会を目指して普及と人材育成に力を入れている。
ソシオエステはフランスが発祥。むくみなどを緩和する体のマッサージやスキンケア、表情が明るく見えるメーク、亡くなった人の悲しみに寄り添う心のケアなど多岐にわたる。がん患者のための「アピアランス(外見)ケア」も含まれ、医療や福祉の知識も必要になる。
江藤さんは約17年前、長男が急性骨髄性白血病で入院中にソシオエステと出合い、2007年に国内で初めて開かれた養成講座を受講して資格を取得。医療機関でのボランティアや体験会の開催などを続け、依頼の増加に伴ってサロンを開設した。
施術依頼や養成講座の問い合わせは増えたが、まだ認知度は低い。「落ち込む心を前向きにしたり、介護疲れをリフレッシュしたり…。病院に行くにはちょっとためらう隙間のケアがソシオエステの役割。『病院に行く前にソシオに行ってみるか』と、誰でも当たり前に受けられるケアにしていきたい」と語る。
江藤さんが講師を務めるアピアランスケアセミナーが21日午後2時半から、佐賀市のエスプラッツホールで開かれる。参加無料で、定員30人になり次第締め切り。申し込みは佐賀新聞文化センターエスプラッツ教室、電話0952(25)2160。(西浦福紗)
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