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2021.05.05 NEW

【まとめ】GWは映画で笑って楽しむ!


元気が出る! コメディ映画20本!

GWも後半戦。休み明けのことを考えると、ここで元気を回復しておきたいもの。そこでオススメしたいのが、コメディ映画。笑えば、気分爽快! 明日へのエネルギーもみなぎってくるはず!?


『星の王子ニューヨークへ行く2』
製作年/2002年 製作・出演/エディ・マーフィ 出演/アーセニオ・ホール、ジャーメイン・ファウラー 配信/アマゾン プライム・ビデオ

衰え知らずのエディに感心!
エディ・マーフィといえば、『ビバリーヒルズ・コップ』『48時間』などで空前の人気を獲得したが、当たり役の1つが『星の王子 ニューヨークへ行く』。アフリカの王国ザムンダの王子アキームが、花嫁探しにNYへやって来る、カルチャーギャップも楽しいコメディだ。

その続編が、じつに33年ぶりに完成したわけだが、タイムラグや古くささを全く感じさせない痛快エンタメに仕上がっている。前作で結ばれたリサとの間には3人の娘が生まれたものの、ザムンダの法律では跡継ぎは男性でなくてはならない。しかし、占い師のお告げでアキームに隠し子がいることが発覚。NYで定職もなく生活する、その息子ラベルが、ザムンダへ連れて来られるが……。

前作で話題になったエディの“1人4役”は、もちろん今回も継続。衰え知らずの彼の芸達者ぶりはもちろん、日本語吹替版では山寺宏一が声の七変化で盛り上げる。そしてコメディ部分では、エディはどちらかといえばサポート役。ザムンダに来たラベルと、彼の母親が大暴走の行動もみせ、笑いを加速する。
 


 

『テッド』
製作年/2012年 製作・監督/セス・マクファーレン 出演/マーク・ウォールバーグ、ミラ・クニス

かわいいテディベアの”やさぐれ具合”が面白い!
孤独な少年ジョンは、クリスマスにプレゼントされたテディベアと友達になれるよう星に願う。すると、テディベアには命が宿り、唯一無二の親友・テッドとしてジョンと人生を共にすることに。27年後、ジョンは35歳になり、テッドの中身もすっかりオッサンになっていた…。外見はモフモフのかわいいクマちゃん、中身はお下品で酒と女とマリファナを愛するテッドの強烈な存在感に笑わされる快作。

同じく自堕落で、30代のくせに大人になりきれないジョン(マーク・ウォールバーグ)とのウダウダしたやり取りが、残念過ぎて楽しい。そんなテッドとジョンが友情の危機に瀕し、取っ組み合いの喧嘩を繰り広げるくだりは、コメディ映画史上に残る名珍場面。アクション映画も顔負けの本気バトル(けれど傍目にはほっこり)に心の汗と涙を流すクマと中年が、たっぷりの笑いを提供しながら、友情の大切さを教えてくれる。
 


 
こんなキアヌはいかが!?
キアヌ・リーヴス偏愛映画5選!

『ビルとテッドの大冒険』
製作年/1989年 監督/スティーヴン・ヘレク 脚本/エド・ソロモン 共演/アレックス・ウィンター、ジョージ・カーリン

キアヌのライフワーク的作品!?
およそ30年間にわたってトップスターの地位を保ち、いまだにファンが増え続けている、キアヌ・リーヴス。初期の代表作に『マイ・プライベート・アイダホ』や『スピード』を挙げる人も多いが、それらのクールなイメージとは裏腹に、彼の最初のブレイクは、この能天気な高校生役だと断言! 

簡単に言えば、オバカなノリの青春映画。ロックスターになることを夢みるビルとテッドが、歴史の授業で落第の危機に陥り、謎の男の導きで過去にタイムトラベルする。電話ボックス型のタイムマシンを使い、ナポレオン、ベートーベンといった歴史上の人物を現代に連れてきてしまうのだ。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようなタイムトラベルものなのだが、ストーリーのつじつま合わせは完全に無視の、純粋なコメディ。ひたすら能天気なテッド役で、ここまで楽しそうに演じているキアヌは、いま改めて観ると新鮮そのもの! 

ビルとテッドが何度も見せるエアギターのポーズは、ちょっとした流行にもなり、2年後には続編『ビルとテッドの地獄旅行』も公開。それからさらに29年後の2020年、第3作『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』も公開。これはある意味でキアヌの原点であり、ライフワークでは?
 


 

『デッドプール』
製作/2016年 監督/ティム・ミラー 出演/ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン

スーパーヒーローの毒舌トークがとにかく愉快!
末期がんを告知された傭兵のウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)が、治療と引き換えに極秘人体実験の被験者に。驚異的な治癒能力を手に入れ、スーパーヒーローの”デッドプール”と化す。…が、世のため人のために戦うほかのヒーローとは違い、ウェイドはもともと気まぐれな傭兵で、煩悩だらけ。しかも、かなりおしゃべりで口も悪いウェイドの戦いは、人体実験の過程で彼の全身を醜く焼けただれさせた悪徳科学者への復讐を掲げながら、混沌へと突き進む。

自らを”俺ちゃん”と名乗り、おちゃめな態度で心の傷を隠すウェイドのマシンガントークは聞いているだけで(相当疲れるが)愉快だし、あらゆるポップカルチャーネタもふんだんに盛り込まれていてかなり楽しい。また、おしゃべりが過ぎて、彼の物語を見ている観客に話しかけてくることもあり(!)、文字通り笑いの渦に巻き込んでくるのも愉快。
 


 
日本シリーズよりもアツい!?
熱闘! ベースボール映画5選!

『メジャーリーグ』
製作年/1989年 監督・脚本/デヴィッド・S・ウォード 出演/トム・ベレンジャー、チャーリー・シーン、ウェズリー・スナイプス

ベースボール映画の決定版!
実在の球団、クリーブランド・インディアンスを舞台にしたコメディ作品。弱小球団インディアンスの新オーナーとなったレイチェルは、フランチャイズの拠点をクリーブランドからマイアミへ移そうと画策。コントロールが悪いチンピラ投手や直球しか打てない外野手など、三流プレイヤーばかりを集めて故意にチーム最下位を狙う。けれども、それを知った選手たちは一致団結してリーグ優勝を目指そうと奮闘しだす!

個性豊かなインディアンスのポンコツ選手たちがとにかく楽しい本作。ノーコン投手だったのにメガネをかけた途端に豪腕ピッチャー変身するリッキー(チャーリー・シーン)に、俊足だがフライばっかり打ってしまうウィリー(ウェズリー・スナイプス)。直球はホームランにできるが、変化球はからきしダメなセラノ(デニス・ヘイスバート)と、愛すべきキャラばかり。
ご存知“ワイルドシング”のテーマ曲が流れ、リッキーが登場するシーンは今観ても大興奮するはず! 弱小なインディアンスに対して冷たかったクリーブランドの人たちが、熱狂しファンへと変わる姿にも胸アツ! 老若男女が楽しめるベースボール愛にあふれた傑作。
 


 
こんな大晦日は嫌だ!?
お騒がせ年越し映画5選!

『ブリジット・ジョーンズの日記』
製作年/2001年 原作/ヘレン・フィールディング 監督/シャロン・マグワイア 出演/レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファース

恋する1年、運命の大晦日!
シリーズ第3作まで続く大人気ラブコメディだが、第1作の始まりは主人公のブリジット・ジョーンズ(レネー・ゼルウィガー)が新年の誓いを立てるところから。仕事、恋愛、さらにはダイエットまで、なかなか思うようにいかない人生を送るブリジットが、新たな年にすべきことのあれこれを日記に書きしたためる。

新年のパーティで出会ったバツイチの弁護士マーク(コリン・ファース)や自身が勤める出版社の上司ダニエル(ヒュー・グラント)らと関わりを持ち、恋に仕事に転換期を迎え始めたブリジットのその後の1年は、次なる新年に向かって一気に加速。そして迎える運命の大晦日、ブリジットはこれまでの人生を抜け出せるのか…? “1年”を駆け抜ける主人公の物語が共感を呼ぶ。
 


 

『ロング・ショット』
製作年/2019年 原案・脚本/ダン・スターリング 監督/ジョナサン・レヴィン 出演/シャーリーズ・セロン、セス・ローゲン 

格差を乗り越える恋物語に熱くなる!
“格差”カップルの女性側は、アメリカ政府の国務長官を務め、次期大統領選に出馬するシャーロット。外見もキラキラな美人。対する男性側は、ジャーナリストのフレッド。仕事だけ考えれば、不釣り合いではなさそうだが、フレッドは新聞社を辞めて無職の状態。しかもファッションセンスはゼロで、どう考えてもモテるタイプじゃない。

しかし、ある接点をきっかけにフレッドがシャーロットの大統領選のスピーチ原稿を担当することになる。そこから2人の心は急接近。一見、ありえないような関係も、ホワイトハウスの“裏側”がきっちり描かれて説得力があるため、観ているこちらもスムーズに物語へ入りこんでしまうのだ。

この映画、キャストも最高のハマリ役。シャーロット役のシャーリーズ・セロンは、アメリカ初の女性大統領になってもおかしくない凛々しさに、持ち前の美しさが全開。そしてセス・ローゲンが、ちょっぴりかっこわるいけど、正義感だけは強いフレッド役で男子的共感を誘いまくる。

基本はコメディなので笑えるシーンがたっぷり。思わぬアクションもあったりと、サービス精神旺盛の快作。『ローマの休日』『プリティ・ウーマン』など懐かしの“格差を乗り越える”ラブストーリーを思い出す人も多いかも!
 


 

『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
製作年/2019年 監督/オリヴィア・ワイルド 出演/ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン

高校最後の夜、私たちはパリピになる!
高校卒業まで優等生だったエイミー(ビーニー・フェルドスタイン)と親友のモリー(ケイトリン・デヴァー)。彼女たちは、勉強もせずに脳天気に遊んでいた同級生たちをずっと軽蔑していた。けれども、自分たちと同じハイレベルな進路だったことを知り愕然。高校生活を満喫してこなかったことを後悔する。失った青春を取り戻すべく、2人は誰にも呼ばれていない卒業パーティへ繰り出そうとする。

女優オリヴィア・ワイルドが長編監督デビューしたガールズムービー。地味な女子2人が、パーティの場所を探しながら夜のLAをさまようのだが、そこにギャグをてんこ盛り。自分がプリントされたシャツを着ている金持ち男、勘違いなセレブ気取りの女など、破天荒なサブキャラも実に魅力的。それでいて、イマドキらしい多様性もしっかりおさえられている。使用されている音楽も最高で、オリヴィア・ワイルドの才能には驚かされるばかり。
 


 
宿敵の倒し方、教えます!?
激アツ! ライバル対決映画5選!

『パパVS新しいパパ』
製作年/2015年 製作・出演/ウィル・フェレル、アダム・マッケイ 監督/ショーン・アンダース 出演/マーク・ウォールバーグ、リンダ・カーデリニ

継父VS実父! 子どもが懐くのはどっち!?
シングルマザーと結婚し、彼女の連れ子であるふたりの子どもの継父となった、子煩悩なブラッド。子どもたちがようやくなついてきたある日、彼らの実父ラスティが現われる。彼の望みは家族との生活をやり直すことだった。

ワイルドでセクシーで、子どもを喜ばすことも上手なラスティの横やりに、ブラッドは幸せが脅かされそうで気が気ではない。そんな焦りが、やがて思わぬ騒動を引き起こし……。

家庭事情が離婚によって複雑化する、そんな現代の風潮を背景にしたファミリーコメディ。父親として、そして夫として認められたい実父と継父の争いがドラマの主軸。タフガイの実父はルックスも魅力的で、気弱な継父はそんなライバルにコンプレックスを抱き、不器用な性格も手伝ってミスを多発。

子どもを思う気持ちは負けていないが、やることなすことうまくいかないのが歯がゆい。人気コメディ俳優ウィル・フェレルと、『テッド』のマーク・ウォールバーグの絶妙のかけ合いともども注目!
 


 

『宇宙人ポール』
製作年/2011年 監督/グレッグ・モットーラ 出演/サイモン・ペッグ、ニック・フロスト

宇宙人の芸達者ぶりに笑わされる!
SFオタクのイギリス人青年クライブ(ニック・フロスト)とグレアム(サイモン・ペッグ)は、アメリカ中西部のUFOスポット巡りに出発。その道中、”エリア51″から逃げ出してきた本物の宇宙人ポールと遭遇し…。オタク2人のゆる~い旅行が、故郷に帰りたい宇宙人との遭遇劇へ。

となると『E.T.』並みの感動が予想されるが、長年のアメリカ暮らしですっかりアメリカ~ンなノリが染みつき、フランク過ぎるナイスガイとなったポール(セス・ローゲンが声を担当)のキャラクターに笑わされる。おまけにこのポール、”『E.T.』並み”どころか『E.T.』を監督するスティーヴン・スピルバーグに助言したり、超人気SFドラマ「X-ファイル」の制作にかかわったこともあるそう。そんなポールと2人の旅は追手とのバトルへと突き進み、事態は予想外の方向へ!? SF好きはもちろん、笑って泣いてほっこりしたい人におすすめ。
 


 
強くて頼りがいのあるところが魅力!
ドウェイン・ジョンソン映画5選!

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』
製作年/2017年 監督/ジェイク・カスダン 共演/ジャック・ブラック、ニック・ジョナス、ケヴィン・ハート

コメディ俳優としての才能も発揮!
ドウェイン・ジョンソンといえば、片方の眉を上げる“顔芸”などコミカルな演技でも大人気。そんな笑える彼の魅力が最大限に生かされた作品といえば『ジュマンジ』シリーズ2作ではないか。

ボードゲームの世界が現実となる、ロビン・ウィリアムズ主演の1995年の大ヒット映画を、テレビゲームの世界へバージョンアップ。学校で居残りとなった高校生の4人が、地下の倉庫で見つけた古いテレビゲームをはじめたところ、ゲームの世界に入りこんでしまう。しかも、その外見はゲームのキャラクターに大変身!

ドウェインは、ゲーム内のムキムキな肉体の冒険家キャラ、ブレイブストーン博士役なのだが、そんな彼の肉体に入りこんだのが、運動が苦手で、気弱な性格、ゲームオタクの高校生スペンサー。

予想外に高い肉体のポテンシャルにびっくりし、おどおどしたり、尻込みしたりしてパワーと格闘する。そんなドウェインの演技に腹の底から爆笑してしまうのだ。ブレイブストーンとスペンサーが一体化し、仲間のリーダーになっていく成長では、意外なほどハイレベルな表現力も確認可能。続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』では、中身が“老人”となったドウェインの変幻自在の演技が見もの。
 


 

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
製作年/2009年 製作・監督/トッド・フィリップス 出演/ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス

謎を解けば解くほど、爆笑してしまう!
結婚を2日後に控えたダグと彼の親友であるフィル、スチュ、そして義弟となるアランは、独身さよならパーティと称してラスベガスへ。高級ホテルではしゃぐ4人だったが、翌朝のスチュ、フィル、アランは二日酔いに。主役のダグは姿を消し、荒れ果てたホテルの部屋にはトラと赤ちゃんがいた! ダグを捜して結婚式を無事に迎えさせるため、3人はすっかり抜け落ちた前夜の記憶を取り戻そうとするが…。

ミステリー風を装いながら、謎を解いていく過程は爆笑に次ぐ爆笑。人によってはハメを外しがちで、トラブルの種になりかねない独身さよならパーティの危うさを、下ネタ満載で面白おかしくつついていく。それでいて、大人になるべき男たちの成長物語へとほんのり昇華させているのも粋なところ。本作から始まるシリーズ3作を手掛けたトッド・フィリップスは、あの『ジョーカー』の監督でもあるのが興味深い。
 


 
落ち込んだときに観たい!
気分がアガるダンス映画5選!

『ヘアスプレー』(2007)
製作年/2007年 監督/アダム・シャンクマン 出演/ジョン・トラボルタ、ニッキー・ブロンスキー、アマンダ・バインズ

個性的なキャラによるダンスが面白い!
映画を観ながら思わず一緒にカラダが動いてしまうジャンルといえば、ミュージカル。歌って踊るシーンが単に多いからだが、心から踊ることの楽しさを伝える作品となると、けっこう限られてくる。

この条件を最高レベルで達成するのが、『ヘアスプレー』だ。元をたどれば、1988年公開のミュージカルコメディ映画。それがブロードウェイで舞台化されて大好評となり、豪華キャスト再映画化。ジョン・トラボルタが特殊メイクで主人公の“お母さん”を演じるなど、強烈インパクトを放つ一作が完成した。

16歳の女子高生トレーシーが、人気テレビ番組にダンサーとして出演することを夢みる物語。舞台は『ステップ・アップ』と同じボルチモアだが、時代は1962年。人種差別が“当然”という状況に、とことん明るく前向きなトレーシーが立ち向かっていく。

その姿に、観ているこちらも元気がもらえるのが、この作品の最大の魅力。個性派キャラクターたちの、さまざまなダンスの妙技に引き込まれ、あまりに楽しすぎるラストシーンからエンドクレジットへの流れも完璧で、観終わってもしばらく、踊り出したい衝動が止まらなくなる!
 


 
聖夜はおだやかに過ごせない!?
危険なクリスマス映画5選!

『ジングル・オール・ザ・ウェイ』
製作年/1996年 製作/クリス・コロンバス 監督/ブライアン・レヴァント 出演/アーノルド・シュワルツェネッガー

プレゼントの用意はお早めに!
仕事に追われ、8歳の息子との約束を破ってばかりの男ハワードはクリスマス・イブの日、名誉挽回とばかりに、息子がほしがっている人気キャラクター、ターボマンのアクションフィギュアを手に入れようとする。ところが、このフィギュアは超人気商品で、どのおもちゃ屋でも売り切れ。同じように、プレゼント用にフィギュアを探している男と競りながら、ハワードはターボマンを探し求めたあげく、警察を巻き込んで大騒動を起こしてしまい……。

アーノルド・シュワルツェネッガーがダメなパパにふんして、ユーモアたっぷりの妙演をみせるファミリーコメディ。そもそも主人公ハワードはイブの2週間前に、妻にターボマンのフィギュアを買っておくよう言われていたが、コロっと忘れてしまい、当日に悪戦苦闘するハメになる。おもちゃ屋では似た立場の父親たちと醜い争奪戦を演じ、バッタ物をつかませられたりすることも。プレゼントは早めに用意しておくのが吉!?
 


 

『ズーランダー』
製作年/2001年 製作・監督・出演/ベン・スティラー 出演/オーウェン・ウィルソン

男性モデルを暗殺者に!? 荒唐無稽ぶりがなんとも痛快!
ファッション界のトップに君臨する超売れっ子モデルのデレク・ズーランダー(ベン・スティラーが監督・脚本も兼任)は、新人モデルの勢いに押されて意気消沈。引退を決意して故郷に戻るが、そんな彼に大物デザイナーから新コレクションへの起用依頼が舞い込む。しかし、その裏には、恐るべき陰謀が隠されていた…。

男性ファッションモデルの固定イメージを徹底的に茶化しながら、バカバカしい笑いをトッピング。何よりもまず、”ブルー・スティール”と命名された必殺のキメ顔を武器に、業界を駆け抜けてきたズーランダーがいちいち笑わせてくれる。さらに、頭脳よりも容姿重視で与しやすいモデル(※あくまでも固定イメージ)を文字通り洗脳し、暗殺者に仕立て上げようとする展開も荒唐無稽で笑えるところ。もちろん、固定イメージの痛快な逆襲もきちんとあり、爆笑した分だけスカッとさせてくれる。
 


 

『ポリスアカデミー』
製作年/1984年 監督・脚本/ヒュー・ウィルソン 出演/スティーヴ・グッテンバーグ、パパ・スミス、G・W・ベイリー

7作まで作られた80年代の人気シリーズ
市警察の警察官採用基準が一新され、さまざまな人たちが警察学校へ入学。チンピラのマホーニー(スティーヴ・グッテンバーグ)は起訴と引き換えに警察学校に入るが、同期生はトンデモナイ問題児ばかり。史上最悪の新入りたちに、ラサール校長は大慌て。教官のハリスは何とかして追い出すべく、イビリ作戦を開始する!

いたずら好きの問題児マホーニー、高身長で怪力のハイタワー、拳銃狂のタックルベリー、声帯模写が得意なジョーンズなど、新入生たちはクセ者ばかり。彼らが巻き起こす騒動が笑いを誘う。84年から94年まで、全7作も製作された80年代を代表する人気コメディシリーズ。ちなみにマホーニーは4作めで降板。以降、主人公となったハイタワーも6作めが最後となった。
 


 

『ホット・ショット』
製作年/1991年 監督・脚本/ジム・エイブラハムズ 出演/チャーリー・シーン、ケイリー・エルウィス、ヴァレリア・ゴリノ

名作をひたすらパロった大ヒット作!
優秀なパイロットだったトッパー(チャーリー・シーン)は、不名誉な死を遂げた父に対する負い目と度重なる軍規違反で除隊処分に。インディアンの集落でひっそりと暮らしていた。ある日、そんなトッパーに軍への復帰が持ちかけられる。しかし、配属先はクセ者揃いのエリート操縦士チームで……。

名作『トップガン』をベースに、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』『ナインハーフ』『愛と青春の旅だち』ほか、80年代のヒット作20本以上を徹底的にパロディ化したコメディ作品。主演のチャーリー・シーンが大真面目な顔で、ナンセンスな笑いを生み出していく。最初から最後までギャグをとことん詰め込む、こだわりにはある意味、脱帽。何気ないシーンにまで笑いの仕掛けがあり、それを探すのも楽しい。
 


 

『メリーに首ったけ』
製作年/1998年 監督・脚本/ボビー&ピーター・ファレリー 出演/キャメロン・ディアス、ベン・スティラー、マット・ディロン

キュートなメリーをゲットする方法!
冴えない高校生のテッド(ベン・スティラー)は、憧れのメリー(キャメロン・ディアス)とのデート中に大失態を犯し、彼女とはそれっきりに。13年後、いまだにメリーを忘れられないテッドは、探偵ヒーリー(マット・ディロン)を雇って彼女の近況を調べることに。しかしメリーに一目ぼれしたヒーリーは、テッドに嘘の報告した挙句、あらゆる悪知恵を駆使して彼女に接近する。ヒーリーの報告がデタラメだと知ったテッドは、メリーと再会するが……。

どうしようもない男たちが、キュートなメリーを巡ってありえない手段で愛を告白しようとする。『ジム・キャリーはMr.ダマー』のファレリー兄弟が監督・脚本を務めていて、得意の馬鹿馬鹿しいコメディを展開。キャメロン・ディアスの出世作で、とにかくキュートで魅力的。前髪カピカピのヘアジェルシーンはあまりにも有名。
 


タフで、お茶目なところが魅力!マーク・ウォールバーグ映画5選!

『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』
製作年/2010年 製作・監督/アダム・マッケイ 共演/ウィル・フェレル、エバ・メンデス、サミュエル・L・ジャクソン、ドウェイン・ジョンソン

マーク史上、最高ランクの楽しさ!
マーク・ウォールバーグの魅力のひとつが、まじめにやればやるほど笑っちゃうという演技。その魅力が発揮されて、多くの人に愛されたのが『テッド』だが、それ以上にマークのコメディの才能が炸裂しまくるのが本作。タイトルのとおり『俺たち』シリーズなので、主人公たちのふざけた活躍が見もの。マークが演じるのはNY市警の刑事テリーで、血気盛んで暴走しやすいタイプ。そんな彼が、内勤好きなオタク刑事アレンとコンビを組むことになる。

何から何まで正反対のテリーとアレン。そのギャップはもちろん、相棒の不甲斐なさにブチきれるマーク・ウォールバーグの演技にいちいち爆笑。全くモテないタイプのアレンに、実は超セクシーな妻がいたと発覚するのだが、その瞬間のテリーの驚きの表情は最高! さらに先輩刑事コンビとしてドウェイン・ジョンソンとサミュエル・L・ジャクソンが出演。豪華キャストの登場に喜ぶのもつかの間、あっさりと序盤で消えてしまう! あらゆる方向で予想を裏切る展開が用意されている、なんとも痛快な作品なのだ。刑事アクション映画としてのド派手さも含め、“楽しさ”という点ではマーク・ウォールバーグ作品の中でも最高ランク!
 


 
アクションに燃え、コメディに笑う!アーノルド・シュワルツェネッガー映画5選!

『ツインズ』
製作年/1988年 製作・監督/アイヴァン・ライトマン 共演/ダニー・デヴィート、ケリー・プレストン

コメディセンスを遺憾なく発揮!
シュワルツェネッガーがほかの大物アクションスターと違うのは、コメディセンスが独特な点。初期の『コマンドー』でも片鱗は覗いていたが、純粋なコメディ作品に主演するのは、これが初めて。製作と監督は『ゴーストバスターズ』のアイヴァン・ライトマン。今作と『キンダーガートン・コップ』で、新たな才能がマックスで発揮された。日本では一時、CMにも出ていたりしたので、こっち側の彼を“シュワちゃん”と呼び、ファンになった人も多い。

シュワが演じるのは双子のひとり。とはいっても、もうひとりは外見が似ても似つかぬダニー・デヴィート。遺伝子操作の実験によって、片方は長身で運動神経バツグン、頭脳も優秀。もう片方は、すべて逆という双子が誕生。大人になって再会した2人が母親を探す旅に出る。

もちろん主演2人の凸凹感が見どころなのだが、すべて優秀のようなシュワ演じるジュリアスが、実は世間知らずで純粋な性格という味つけが笑いを加速。ホッコリするラストまで、シュワ主演作としては安心感も満点!
 


 

文=斉藤博昭、渡邉ひかる、熊谷真由子、村山章 text:Hiroaki Saito、Hikaru Watanabe、Mayuko Kumagai、Akira Murayama

photo by AFLO

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