亡き配偶者の友人達から、この2年余り、温かなお気遣いを頂きながら、私は今日まで生きて来ました。
その中でも、配偶者と私の共通の友人に、このサイトの開設に際し、多大な尽力を賜りました。
この場を借りて、深く感謝申し上げます。
さて、その共通の友人とともに開設したこのサイトの経緯を、お伝えしたいと思います。
配偶者が他界したことには何か意味があると思いたい、そんな思いで悩んだ2年でした。
そうして考え抜いて見出したのが、【配偶者が他界するという、私の人生史上、究極とも言える経験・体験をしたことを直視し、それをもとに、私と似た境遇の人の役に立つ何かをすること】でした。
そこに意味を見出したかった…というのが正しいかもしれません。
共通の友人に、その思いを伝えたことから、このサイトの構想が動き始めました。
共通の友人と話す中で気付いたのが、こんな気持ちでした。
1.誰かに聞いてもらうだけで良い
2.誰かに質問してみたい
3.自分の気持ちを整理したい
私と同じ気持ちの人もいらっしゃるのではないかと感じ、そんなささやかな思いを実現する場として存在したいと願い、形作り始めてから早数ヵ月。
現時点で私の中で、まだ心の整理がしきれていない部分もあり、客観的にご覧になって不十分なサイトかもしれません。
思い出すと泣けて来てしまうこともあり、封印してきた部分もあります。
すなわち、この遺族サロンのサイトは、現時点で決して完成形ではありません。
それでも、スタートラインに立つことに意味があると思い、いよいよ本日遺族サロン開設に至りました。
私の思いを、共通の友人が形作ってくれた、この遺族サロンというサイトが、今後どなたかのお役に立つことを心から願っています。