手続きや名義変更、やらなければいけないこと、財産など不安なことばかりなのですが、

弁護士や行政書士などに相談しておいた方が良いのでしょうか?それとも、あまり必要ないでしょうか?

2件のフィードバック

  1. ご質問ありがとうございます。

    結論から申し上げますと、特別な手続きを要しそうでしたら、事前に弁護士・行政書士・税理士などの士業の先生方にご相談しておかれると、いざという時、安心かもしれません。

    いざという時は、えてして突然訪れます。
    そして、いざという時は、たいてい葬儀・その後の法要などで、数ヵ月間は慌ただしく過ごすことになります。

    また、精神的にもなかなか整理のつかない中で、諸手続きを行なうのは、なかなか至難の業かと思います。
    そのため、お時間があるようでしたら、事前にお調べ・ご相談になっておくと良いのではないかと思います。

    一般的な手続きか、そうでないかの主な相違点は、以下のようなポイントかと思います。

    ●一般的な手続き
    ・銀行口座の解約/名義変更
    ・保険金の請求手続き
    ・クレジットカードの解約
    など、一般的な範囲の事柄でしたら、窓口・担当者にお問い合わせ頂くことで、ご自身でお手続き可能かと思います。

    ●特別な手続き
    ・所有している土地家屋がある→法務局へ名義変更
    ・未成年が遺産相続する→裁判所へ特別代理人の届け出
    ・相続人が多数いる→裁判所へ遺産分割協議書提出
    ・確定申告の義務がある→税務署へ相続税の申告
    などの特別な手続きが必要になります。

    これらの特別な手続きは、死後3ヵ月、10ヵ月など、申告・手続きの期限がございますので、ご留意頂ければと思います。

    また、士業の先生方の事務所によって、
    ・事前相談1時間当たり〇〇円
    ・事前相談は無料&実際のお手続きに報酬発生
    など、様々な相談形態がございますので、ご注意下さい。

    私の主人の場合は、
    ・主人が土地家屋所有者
    ・未成年が相続人(相続する人のこと)
    ・主人が確定申告の義務があった
    ・本籍を遠方に置いていた
    このため、行政書士・税理士に事前に相談した上で、他界直後からひとつひとつ着手しましたが、士業の先生方・裁判所・税務署・本籍の役所とのやりとりに、かなり時間を要し、すべて手続きを完了させるのに9ヵ月程を要しました。

    私が実際に行なった手続き・事柄を元に、死別後の手続きについてまとめてみましたので、以下のページをご参考にして頂けると幸いです。

    ●死別後の手続き

    ※お住まいの役所・法改正等によって、異なる場合がございますので、その際はご寛恕下さい。

  2. コメント、ありがとうございます。
    相続人が多数いる ケースでしたので、心配しておりましたが、実際には何も行動できていませんでした。こちらでコメントいただけましたので、気の進まないことではありますが、一つ一つ進めていこうという気持ちになることができました。
    ありがとうございます。サイトで聞いてみよう、と思い付きで投稿してみたのですが、こんなに丁寧に回答いただき、元気が出ました。

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