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軽い病状…喜ぶ人、落胆する人、自分の話を始める人

なってみて初めて知った「がん」と「ゴルファー」の共通点

入院中もこんな感じだった筆者

 ここ最近のあるあるです。

 「大丈夫なの!? 大変だったんでしょうー!?」と、私の頭から爪先までを上下に眺めつつ眉をひそめながら、勢いよく心配してみせる方。まず、(えっと……どなただったかしら?)と5秒ほど考えて、「あ、そっかー」となる。かなりご無沙汰していた知人なので、一瞬戸惑ってしまうのです。

 「お久しぶりですね。お元気ですか? 今日はこれからどちらへ?」と返しながら、(何をそんなに心配してくださっているのだ?)と考える。そしてまた、「あ、そっかー」となる。

 「胃潰瘍は出血していたところを治療してもらって、ピロリ菌除菌も成功しました。胃がんもかなりの早期で、内視鏡で 剥離(はくり) してもらいましたから」

 「あら。でも手術は大変だったんでしょう?」

 「いえ、手術室にも入らず、胃カメラ検査室で麻酔もしないで、眠る薬を点滴で。1、2と数えてから記憶なしです。今の胃カメラって全然苦しくないんですね」

 ここで、「あら、よかったわねー!!」となる方もいれば、「あら……そうなのね」と明らかに、大したことのない病状と治療にガッカリする方もいて、ちょっと笑いそうになっちゃう時もあります。他人の不幸はナントやら~ですね。

 そうそう、こんな方もいらっしゃいます。「あらー、そうだったの! 私の場合はね、早期だったんだけどナンチャラカンチャラ~」と、ご自分の体験ドラマが繰り広げられていきます。

 そして、「お互いサバイバーね! しっかり長生きしましょうね!」とガッチリ握手。これまでジムで会ってもひと事も言葉を交わしたことがなかった方と、同じ病気の仲間意識が生まれていくということもありました。

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