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3月14日、ガーダントヘルスジャパン株式会社は、固形がんにおける包括的がんゲノムプロファイリング(GCP)用リキッドバイオプシー検査「Guardant360(R) CDxがん遺伝子パネル」(以下、Guardant360 CDx)の製造販売承認を取得したと発表した。
Guardant360 CDxは、腫瘍が血中に放出する遺伝物質の欠片である血中循環腫瘍DNA(circulating tumor DNA: ctDNA)をデジタルシークエンシング技術を用いて検出する。その結果を基に、固形がん患者の治療方針決定をサポートする。
同検査は、血液検体を用いるリキッドバイオプシー検査であり、腫瘍細胞から生検を行って組織を採取する検査と異なり、採血で検体採取が可能。2020年8月には、すべての固形がんに対して行える包括的な検査として米国食品医薬品局(FDA)から初めて承認を受けた。
ガーダントヘルスジャパンの代表取締役社長である浅野元氏はリリースにて、「当社は、固形がんの患者さんに、ゲノム解析情報の恩恵を受けていただけるように、Guardant360 CDxのような革新的で包括的なリキッドバイオプシー検査を日本に導入することに注力しています。今回の承認は、日本のがん治療に携わる専門家の方々との強い協力関係により実現いたしました。引き続き、日本の患者さんならびに医療従事者の方々、がん治療の発展に貢献してまいります」と述べている。
なお、Guardant360 CDxは、高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)の固形がんに対するキイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)、MSI-Highの結腸・直腸がん対するオプジーボ(一般名:ニボルマブ)、がん化学療法後に増悪したKRASG12C変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(NSCLC)に対するルマケラス(一般名:ソトラシブ)のコンパニオン診断として、これまでに承認されている。
この記事に利益相反はありません。
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