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京都桂病院には、救急や手術など高度な医療を必要とする患者さんが多く来院されます。
当院では現在、新しい病棟を建設しており、2022年12月に完成します。この病棟には救急処置室と、重症な患者さんが入院することになる集中治療室が配置されます。入院患者さんやそのご家族は、入院病棟に行くために、新しい病棟の約30メートルの長い廊下を通って入院することになります。
「不安を抱えてこの廊下を通る、入院患者さんやご家族のために、私たちが笑顔や癒しを届けられないか」という想いから、この廊下に京都桂病院がある京都市西京区でよく目にする花や草木、鳥たちを描くホスピタルアートを制作するプロジェクトがスタートしました。「病院に居ながらも、いつもの日常を感じ、安心してもらいたい」という想いから、 今回のアートを制作いただく京都市立芸術大学の方々と相談し、決定しました。
このホスピタルアートを地域の皆様を中心としたいろんな方々の想いが詰まったものにしたいと考え、クラウドファンディングを使ってご寄付を募らせていただくことにしました。
皆様の温かいご寄付を、よろしくお願いいたします。
社会福祉法人 京都社会事業財団 京都桂病院
院長 若園 吉裕
不安を抱える入院患者さんの心を支えたい
ページをご覧いただきありがとうございます。京都桂病院の院長の若園 吉裕(わかぞの よしひろ)です。
京都桂病院は京都市西京区を中心とした地域の基幹病院です。当院で診療を受ける患者さんの治療内容は救急医療、抗がん剤治療、高度な手術、緩和医療など多岐に渡ります。
当院には、救急や手術などの高度な医療を必要とする患者さんが多く来院され、年間を通じて平均12,500名の患者さんが入院されます。(2020年4月〜2021年3月までの統計)
当院は現在、新しい病棟を建設しており、2022年12月に完成します。この新しい病棟には救急処置室と重症な患者さんが入院することになる集中治療室が配置されます。
新しい病棟の完成後、入院患者さんやそのご家族は、正面入り口から入り、約30mの長い廊下を通って病棟に向かうことになりますが、この廊下には窓もなく、真っ白な壁に囲まれています。
この廊下を見た病院スタッフから一つの提案がありました。
「不安を抱えている入院患者さんやご家族のために、この廊下を笑顔や癒しを届けられる場所にできないか」
この提案に対して、院内でも賛同の声が多く上がりました。
“入院”というだけで、患者さんやそのご家族は不安な気持ちになります。不安な状況で入院病棟までの無機質な長い廊下を通ることは、心身ともに大きな負担となるのではないでしょうか。
「物理的な距離を変えることはできませんが、心を支えることはできないだろうか」と考え、今回ホスピタルアートの実現を目指すことにしました。
今回のホスピタルアートは、地元・京都市立芸術大学の方々に、手掛けていただけることになりました。

アートの内容は、「病院に居ながらも、いつもの日常を感じ、安心してもらいたい」という想いから、 京都市立芸術大学の方々と相談し、京都桂病院がある京都市西京区でよく目にする花や草木、鳥たちを描いてもらうことになりました。これらのアートが描かれた廊下を行き来する人たちが癒される姿が目に浮かんできます。
医療は病院の医療スタッフのみで完結するものではなく、地域の皆様を含めた多くの方々によって支えられて成立するものと考えています。そこで、ホスピタルアートを、地域の皆様を中心としたいろんな方々の想いが詰まったものにしたいと考え、クラウドファンディングを用いて皆様からご寄付を募らせていただくことにしました。
廊下を通る方々に笑顔や癒しを届けられる廊下にしたいと考えております。皆様の温かいご寄付を、よろしくお願いいたします。
ギャラリー ”地域の皆様の想いの象徴”
今回ホスピタルアートの制作を目指す廊下は、当院の「ギャラリー」へつながる通路でもあります。
病院にとってギャラリーは、病院を支えてくださる「地域の皆様の想いの象徴」です。
京都桂病院の”ギャラリー”
病院1Fの、入院病棟と外来棟をつなぐ廊下にギャラリーを設けています。
廊下通る方の癒しになればという想いから、地域の方々の絵画を飾る場所として公開しています。地域の方々の写真や絵を中心に、約20点の作品を掲示しています。
この「地域の皆様の想いの象徴」であるギャラリーまでを、地元・京都市立芸大のアートでつなぐことで、地域の皆様と共に、不安を抱える入院患者さん・ご家族に、癒しや元気を届けたいと考えています。
資金使途
<資金使途>
ホスピタルアート作成費:400万円
クラウドファンディング手数料等:100万円
<お披露目までのスケジュール>
※スケジュールは工事状況や感染症の影響等によって、遅延や変更が生じる場合がございます
京都桂病院と地域の皆様とのつながり
ホスピタルアートの実現に向けては、京都市内にある京都市立芸術大学の辰巳 明久先生に相談をしました。
辰巳 明久 様
京都市立芸術大学 美術学部・美術研究科 ビジュアルデザイン研究室 教授
京都市立芸術大学美術学部デザイン科卒。
1997年京都市立芸術大学 美術学部/美術研究科 ビジュアルデザイン研究室 専任講師。2008年より現職。京都大学医学研究科やデザインスクールでの非常勤講師、文化庁、特許庁などの諮問委員を歴任。グッドデザイン賞等を受賞。近年は主な活動として、地域包括ケアシステムの中で生じる様々な問題をアートの力で解決するデザインを行っている。
楠田 雅史 様
京都市立芸術大学 美術学部・美術研究科 ビジュアルデザイン研究室 教授
京都市立芸術大学美術美術研究科デザイン専攻環境デザイン修了。
株式会社西武百貨店・芸術文化事業室において、リゾート開発や文化・芸術企画業務を担当。1992年独立。デザイン事務所を設立後、文化施設商業施設において空間デザイン・グラフィックデザイン等、様々な領域のプロデュース・デザイン業務を担当し、現在に至る。2014年京都市立芸術大学 美術学部/美術研究科 ビジュアルデザイン研究室 専任講師。2016年より現職。
辰巳先生より「地域のためにぜひ貢献したい。京都市立芸術大学(京都芸大)の大学院生と取り組むのはどうか」とご提案をいただき、辰巳先生、楠田 雅史先生、地元・京都市立芸大の学生さんと共に、ホスピタルアートプロジェクトが始動させることができました。
今回のプロジェクトは、地元・京都市立芸大の学生さんと共に取り組めることに、大きな意義を感じています。当院では、これまで積極的に地域参加における取り組みを行ってきました。
地域参加の取り組み
地域住民の方々へ、医療を通して安心と安全を届けることで住みよい地域づくりに貢献するために、医療体制の充実はもちろん、医療情報の発信など様々な形で取り組みをおこなってまいりました。
4病院(京都桂病院・三菱病院・シミズ病院・西京都病院)で協力し「西京・医療出前講座」として、地域の皆様の病気の予防や健康づくりの支援をおこなっております。
現場で働く医師・看護師・医療スタッフが西京区内の地域に出向き、医療や健康に関するテーマをわかりやすく説明をおこなっています。こういった取り組みにより病気になってからだけでなく、病気になる前の段階から繋がりを持つことを大切にしています。
これまでも、これからも、地域の皆様と共に
患者さんからはこれまでにも多くの励ましの言葉をいただきました。だからこそ、これまでもこれからも、当院で過ごされる患者さんには少しでも多くの希望や笑顔に満ち溢れた生活をお送りしていただきたいと願い、日々活動をしております。
当院について患者様からいただいた声
A様
新型コロナウイルス感染症という見えない敵との闘いに心血を注ぎ、日夜、奮闘してくださる京都桂病院の先生方、看護師の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございます。先日、義父が退院し、今は元気に大好きな車を運転し、顔を見せに来てくれました。ご尽力いただきましたことに、心から感謝しております。どうぞ、皆々様もお身体には十分お気を付け下さいますようにお祈りしております。
B様
24時間お世話になり、どの方も優しくて、心から看て頂いていると実感いたしました。主人も分かっている・理解しているのか穏やかな顔をしていました。緩和ケアといっても自宅に連れて帰ってもコロナ感染の事もあり、誰にも頼れるところがありませんでした。京都桂病院の緩和ケア病棟に入れることになり、家族一同安心並びに、とっても喜んでおります。あと何日になるかは分かりませんが、明るくて優しくて感じのいい看護師、皆さんに看ていただいて本当に感謝しております。本当にお世話になり、ありがとうございました。
C様
先生が優しく丁寧に話してくださる。看護師さんも優しい。この病院は少し遠いけど、優しい女医さんや看護師さんがいてくださるので、がんばって通えています。ありがとうございます。
入院病棟につながる長い廊下に、行き交う人々が癒し・元気を感じられるアートを、地域の皆様と共に描く。不安を抱えた入院患者さん・ご家族を、地域の皆様と共に支えたい。
これからも当院を訪れる方々が、一人でも多く前向きになれる環境作りを目指すため、どうかご寄付・応援のほどよろしくお願いいたします。
関係者からのメッセージ
京都桂病院 院長 若園吉裕
京都桂病院の廊下の壁に桂周辺に存在する植物や動物の絵画を描き、入院患者さんやそのご家族を少しでも和ますことができ、癒しや元気を感じられる空間ができればと考えております。廊下の壁に展開される絵画は京都市立芸術大学の学生の方々の作品(アート)です。病院は地域の皆様とともにあり同時に地域を支え、支えられたいと考えています。何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。
京都桂病院 副院長 大久保俊和
私も2年前に足を骨折して緊急入院と手術を経験しました。ストレッチャーで運ばれているときは廊下の天井を見つめるばかり。無機質な模様がなんとなく怖く感じられたのを思い出します。病院入り口の廊下が安らぎのアートに置き換わることで、不安を抱えて入院する患者さんに少しでも安心して治療を受けてもらえたら、と思います。皆様の温かいご寄付をよろしくお願いいたします。
京都桂病院 緩和ケア科 部長 清水正樹
より良い医療を実現するためには、科学に基づく高度な治療(=サイエンス)のみならず、人としての援助や癒やし(=アート)も重要です。2022年冬にオープンする新病棟の廊下に、京都市立芸術大学の学生の皆さんによって描かれるホスピタルアートは、自然の美や秩序、調和を感じさせる内容です。全ての患者様やご家族、病院スタッフの心を慰め、励まし、癒やし、サイエンスとアートの調和のとれた全人的医療の象徴となるでしょう。皆様のご寄付をお願い申し上げます。
京都桂病院 看護部長 谷口文代
京都桂病院の歴史は、結核の療養所「松尾病院」が起源となります。何とかして、人類の宿敵である結核を根絶したいという願いで、「家庭的な温かい雰囲気の中で、精神と肉体総合の大自然療法を行う地」として、ここ京洛の西方緑なす西山の麓に創設されました。85年の時を経て、奇しくも今covid-19が猛威を振るっています。大規模災害にも匹敵するこの状況が、1日も早く終息することを願い、そしてこのホスピタルアートが現代版「大自然療法」になると信じています。
寄付金控除について
当院は社会福祉法人であり、ご寄付をいただいた個人または法人は、税制上の優遇措置が受けられます。寄付金領収書の発行は2022年11月の日付で行い、発送も2022年11月に行う予定です。
・個人の場合、寄付金額の2,000円を越える部分について、当該所得の40%を限度に所得控除の対象となります。
・法人の場合、寄付金額の全額損金算入が可能です(一般の寄付金に係る損金算入限度額とは別枠です)。
・寄付した翌年に、上記の領収書を添えてお住まいの税務署に確定申告をされるか、またはお住まいの地域の市役所の個人住民税担当課に申告してください。所得税の還付や住民税の税額控除が受けられます。
ご留意事項
●本プロジェクトにご寄付をいただいた個人・団体に対して、便宜提供はいたしませんので、あらかじめご了解ください。ホスピタルアートの完成及びギフトのご提供をもって完了するものとお考えいただけますと幸いです。
●寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのご寄付獲得のPRのために利用させていただく場合があります。
●本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
●医療・健康に関わる支援・寄付募集の審査について(READYFOR)
READYFOR株式会社は、以下リンク先のガイドラインのとおり、医療・健康に関わる支援・寄付募集の審査に関する考え方を示します。
https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/medicalproject/
本プロジェクトページ掲載に係る内容に関してのお問い合わせ
本ページの記載内容に関してご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせください。
京都桂病院 クラウドファンディング担当者宛
電話:075-391-5811
メール:katsurart2022@gmail.com
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