[ad_1]
ご挨拶
はじめまして、ご覧いただき本当にありがとうございます。
プロジェクト代表の桑田ナオ子と申します。
私は高校卒業後、都内企業に就職し百貨店勤務を経験しました。
20代で脱サラし、エステサロンやリラクゼーションサロン開業などを経て
日本介護美容セラピスト協会認定のセラピストとして、
高齢者施設やご自宅へ訪問しマッサージやレクレーションを行っています。
セラピスト歴は今年で22年目になりました。
【キッカケは祖母に施したネイルアート】
私の祖母は、10年ほど高齢者施設でお世話になっていました。
ある日「今日は爪を可愛くしよう!」とマニキュアセットを持参し、祖母の好きな色と花柄のネイルアートをしました。
とても嬉しかった様子でおしゃべりが止まらず、その時に撮った笑顔の写真が遺影になり、お別れの前にも同じようなアートを施し見送りました。
また、祖母が亡くなる3日前に家族でベッドを囲みフットマッサージを施しました。
もう意識はありませんでしたが、マッサージを続けると肌色がピンクになってきたので、「気持ち良くなってるのかな」と皆で喜んだことが忘れられません。
高齢者のお話相手や気分転換、治療から一瞬でも解放されるように
がん患者様や高齢者様向けに”心から癒されるセラピー”を信念に活動しています。
いま人生2度目のがん罹患・手術治療中です。
***** ***** *****
2009年に子宮頸がんを罹患し手術を受けました。
2021年11月に乳がんを罹患し、翌22年1月に約7時間の手術と治療副作用(脱毛)がキッカケで
【SDGsなヘッドスカーフ】アピアランスケア商品のECサイトをスタートしました。
百貨店のアウトレット商品を材料にして、鎌倉市と横浜市の障害者福祉施設で縫製しているアップサイクル品を販売しています。
がん治療は長期になる場合もあり”緩和ケア”が大切とされていて、薬に頼らないセラピーやアピアランスケアを取り入れながら、高齢者施設への訪問やピンクリボンアドバイザーとしても活動はじめました。
|セラピーとは
「アロマセラピー」「アニマルセラピー」など薬や手術に頼らない心理療法や物理療法と言われています。美容というより心と体の健康を保つために癒すイメージが大きいです。
|アピアランスケアとは
治療によっておこる外見の変化に対して(髪の毛などの「脱毛」爪や皮膚などの「変形」「変色」など)医学的・整容的・心理社会的支援を用いて補完し、苦痛を軽減するケアです。
気持ちを和らげて、その人らしくあるためのケアサポートや心理的ケアを対処し支援します。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
「大人用ケア帽子の端切れで何かできないかな」
「こども用の小さいサイズ作れますよ」と
ヘッドスカーフを縫製している福祉施設の利用者さんの言葉でした。
今年、小学生になる甥っ子は、生まれたとき心臓に穴が数カ所見つかり、入退院を繰り返し、小さい体で手術や治療を頑張っていたことを思い出しました。
日本では年間に約2,000-2,500人の子どもたちが、何らかの疾患や難病に診断されています。特に”小児がん”は医療の向上により、70~80%の子どもたちが治療を終えることができるようになっていますが、未だ病死順位の1位は小児がんであり、さらなる医療の向上が求められています。
※小児がんの罹患数 国立研究開発法人国立がん研究センター
2012年の「がん対策推進基本計画」において重点項目に指定されたことを契機に、がん患者・家族が安心して適切な治療や支援を受けられる環境の整備として「小児がん拠点病院」(全国で15病院)が指定されるなど、積極的な取り組みが進んでいます。
※病院一覧(全国)国立研究開発法人国立がん研究センター
大人でも辛い治療を、小さい身体で頑張っている子供たちに「アピアランスケア」の一環としてケア帽子で「一瞬でも笑顔になるなら」「少しでも気分転換なって欲しい」という希望と施設にお仕事を依頼することで、障害者や依存症患者の生きがいや楽しみを増やし、社会との繋がりを継続させることができます。
アピアランスケアの重要性
外見の変化は、わかっていてもショックです。
実際に自分自身ががん罹患し、治療中に脱毛や肌荒れ皮膚の変色、爪が浮いてしまったりと、外見が変化したときのショックや先の不安で、メンタルを保つことが大変でした。
1回目の抗がん剤治療約2週間経過したときに脱毛がはじまりました。
治療から約半年経過したころに爪が内出血と痛みで歩きにくかったです。
肌荒れと変色、シミが急に増えました。
「あなたは明るいから大丈夫よね」気軽に声を掛けられていましたが、簡単ではありません。
モチベーションを上げるためにウィッグや帽子を沢山準備し、自分でジェルネイルを施し、まつ毛エクステもやめず、カラーコンタクトにもチャレンジしました。
自分らしくあるために外見を元に戻すことではなく、不安を少しでも解消したり周りの人を気にならなくなるような”キッカケ作り”が重要です。
アピアランスケアとは
はじめて耳にする方は多いかも知れません。
私は国立がんセンター中央病院にお仕事で伺う前まで知りませんでした。
アピアランスケアの考えかたとして、正解はひとつではなく、大人・子供・生活環境・性格などに合わせて一人一人に寄り添い、心地いい方法を一緒に探していくことだと思っています。
例えば、大人だったら
「副作用で髪の毛がなくなったら会社に行けない」
「変色した皮膚に合った化粧を考えないといけない」
「見た目の変化に他人からどう見られているのか不安」
「手術の傷が大きくて温泉に行きにくい」
など考えられ、実際に私も不安に感じたことでした。
では、子供だったら
「学校に行きたくない」
「見た目でいじめられないだろうか」
「以前と同じように友達と交流できるのか不安」
本人よりも、ご家族が心配されるケースが多く、中には「副作用で脱毛するなら抗がん剤治療はやりたくない」という患児もいるようです。
多くの患児が体験している外見の変化に、帽子やウィッグなどの手段を使ってケアを行いますが、それはゴールではありません。
まずは簡単に出来ることから試して、少しでも気持ちが軽くなったり、良い変化があるのか感じてほしいと思います。
QOL=Quality of life(クオリティ オブ ライフ)
「生活の質」「生命の質」などと訳され、患者様の身体的な苦痛の軽減、精神的、社会的活動を含めた総合的な活力、生きがい、満足度という意味が含まれます。
プロジェクトの内容
障害者福祉施設等で縫製した「こども用ケア帽子」「こども用ヘッドスカーフ」を
神奈川県立こども医療センターへ寄付します。
鎌倉市議会議員の久坂くにえ先生からご紹介いただき、「神奈川立こども医療センター」様より寄贈を行うこと及び名称記載の許諾を取得しております。
今回の目標金額から縫製枚数を算出し、子供用の「ケア帽子」「ヘッドスカーフ」合計500枚を寄贈予定です。
協力店舗の紹介
協力店舗へお申込みを頂きますと、自宅または入院先へ「ケア帽子」をお贈りします。
・株式会社アイスリー(東京都中央区銀座1丁目)
・The Care ECサイト(神奈川県鎌倉市)
【寄贈について】
対象:未就学児~16歳まで(脱毛症・小児がん治療中などアピアランスケアが必要な方)
応募方法と期間:ご来店またはお電話・HPお問合せページから (2023年6月1日~12月20日まで)
対象数:お一人様1枚まで (先着50名様)
決定方法:アンケートにご回答頂き、先着順で寄贈いたします。
※法人様・団体様への寄贈は行っておりません。予めご了承くださいませ。
※限定枚数を寄贈しますと、期間最終日を待たずに終了いたします。
※保護者の方から許可をいただいて掲載しています。
※帽子デザインや柄は変更する場合がございます。
縫製依頼する福祉施設のご紹介
アルク ハマポート作業所
横浜市にあるアルコールなどの依存症からの回復を手助けるNPO法人です。
作業所では、365日ミーティングやレクレーション、軽作業などのプログラムを中心に活動し、同じ病気を持つ仲間と安心して過ごせる居場所として提供しています。依存症回復者が指導員となり仲間を手助け、依存を止めたい人たちの受け入れをしています。
工房ひしめき
社会福祉法人ほしづきの里は、鎌倉で知的障害者の生きがいを支援し、全ての人が尊厳を持って暮らせる共生社会を目指します。
ご利用者が自立した日常生活や社会生活を送れるように、軽作業や運動、手芸や名刺製造等、個々に合ったプログラムを提供しながら健康と充実を図っていきます。
かまくら笑ん座
かまくら笑ん座は、障害者支援活動の新たな取り組みとして、2015年3月に障害福祉サービス事業(就労継続支援B型事業)の多機能型事業所『笑ん座カフェ』を開設しました。
『笑ん座カフェ』は、自分らしく楽しみながら、働くことができる居場所作りを目指します
2022年 8月ごろ 福祉施設の方々とプロジェクト計画をたてました。
2022年10月ごろ 治療と体調が落ち着いてきたので、帽子サンプル作成スタート
クラウドファンディングでいろんな方に知って頂きたいと考えました。
2022年11月15日 J-wave”STEP ONE”番組放送内でプロジェクトのPRをしました。
2022年11月末 協力してくださる企業・施設、寄付をする病院などに了承を頂きました。
今後の予定として
2023年4月初 アップサイクル利用品・生地材料の仕入れ(第一弾)
2023年4月末~ 各施設で帽子の縫製開始
※少人数のため、コロナの影響で利用者様の作業が遅れる場合があります。2~3か月に1回のペースで、神奈川県立こども医療センターへ寄贈予定です。
プロジェクトの展望・ビジョン
・こども食堂との連携
・がん患者と家族のコミュニティ作り
・福祉施設を繋げるソーシャルグッドな社会づくり
・The Careの売上げ一部でキッズケア帽子ドネーションの継続
今回のプロジェクトを準備するにあたり、たくさんのご縁がありました。
「がん患者とそのご家族が情報交換や話せる場所が欲しい」という声があったり、「がん検診の啓発活動」「子どもたちへのがん教育」を必要だと思っている方が多いと気づきました。
拠り所となる会を定期的に開き、プロジェクト終了後も「ケア帽子寄付」を継続できるように、イベント等を考えていきます。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
初めてのクラウドファンディングに挑戦するのに、家族や友人からアドバイスや応援を頂きました、この場をお借りして感謝申し上げます。
社会に出て勉強(介護・美容・海外事業)してきたことや、経験(片親・離婚・不妊治療・死産・がん治療など)が、誰かの役に立てないだろうかと長いあいだ思っていました。
”自分には一生関係ないこと”ではなく、このプロジェクトでがん治療や障害者福祉に少しでも興味を持って、ご参加いただけると幸いです。
※「株式会社アイスリー様」「The Care様」「アルク ハマポート作業所様」「工房ひしめき様」「かまくら笑ん座様」から、プロジェクトの実行・名称写真掲載の許諾を取得しています。
※お名前・お写真の掲載について承諾をいただいております。
[ad_2]
Source link