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(1)プロジェクトを立ち上げたきっかけ

イベントを通じて「自分らしく生き輝く」がんサバイバーの存在を知ってほしい

 

▼「ガンを罹患した」と知ったその時・・・

 

日本では約100万人が新たにガン告知を受けています。

ガン患者の約3人に1人は20代~60代の働きざかり世代です。

(厚生労働省サイト「仕事と治療の両立支援~がん患者・経験者の両立支援の推進について」)

また、仕事を持ちながら通院している人は

男性が18.6万人、女性が26.2万人います。

(2019年「国民生活基礎調査を元に、厚生労働省健康局にて特別集計したもの)

一方、ガン告知されたことが原因で「退職」または「廃業」した人は、

罹患者全体の約20%にも上ります。

(厚生労働省サイト「がん患者・経験者の治療と仕事の両立支援施策の現状について」)

これまでに積み上げてきたキャリアも、夢に向かうモチベーションも一気に手放してしまう人も少なくありません。

<「がん」を理由に退職する人は多い。「続けたい」想いは告げられないまま・・・>

 

 

 

▼生き方が問われる病だからこそ

病気とどのように向き合うかは、人それぞれです。

「可能な限り、治療法を駆使して完治したい」と思う人もいれば、

「痛かったり、苦しいのはイヤ。それだけは避けたい」と思う人もいます。

どのような選択をしても、その人が『自分らしく生き輝いている』と言い切れるのは、

罹患者本人が一番納得した生き方を選べているかにかかっています。

 

<抗がん剤治療で脱毛しても、働き続けたい想いは変わらない>

 

 

▼自分らしい生き方を貫く『たおやかサバイバー』

ガンという病気の告知は患者の心に大きなストレスをもたらします。

病名を耳にした後の数日は「なにかの間違いだ」と現実を受け止められません。

これは心の防衛反応で大きな衝撃から心を守ろうとする通常反応だと言われています。

 

そしてしばらくすると、今度は「私が何か悪いことでもしたのか」と怒りの感情が

芽生えたり、「仕事のストレスが原因にちがいない」と負の感情の行き場を求めます。

実際、この感情から抜け出せなくなり、精神疾患を発症する人もいます。

日本乳がん学会の調査では患者全体のうち15.4%に不安症状、16.5%にうつ病が

みられる統計結果が残されています。(参考文献:乳腺腫瘍学第3版 編:日本乳癌学会)

 

やがて「病気になんて負けていられない。自分らしく生きていこう」と、

マイナスの感情をプラスの感情に切替えて、治療との両立を図る人が現れます。

 

逆境を力に変えてしなやかに生きる「たおやかさ」を身に付けたサバイバーの行動は

「私にもきっと出来る!!」「夢を諦める必要なんてない!」

多くの罹患者を勇気づけ、罹患者を支える者の原動力となります。 

 

<「Taocaps」を着用して、脱毛しても活躍の場を拡げる「たおやかサバイバー」>

 

 

 

(2)プロジェクト本文

ガンとの共生~暮らし応援フェスタ~Carat(カラット)~を通じて伝えたいこと

 

2023年9月10日に「ガンとの共生」をテーマにした、参加型イベント

~暮らし応援フェスタ~Carat(カラット)を開催します。

 

 ★第一部 

「ガンとの共生」に関係性のある方々に、それぞれのお立場からご登壇いただきます。

 

 <講演内容>

  • 乳腺内分泌外科女性医師による、生き輝く患者さまの実例紹介
  • 現役産業保健師としてご活躍されているたおやかサバイバーの心の変化
  • 「私傷病を理由に会社を辞めない辞めさせない風土づくり」人事担当からのご紹介

 

 ★第二部

アピアランスケアの観点で、抗がん剤治療等で脱毛した罹患者がメイク術を駆使して

治療中も美しくあり続けたい想いを叶える方法を、メイクアップレッスンの実践から

学んでいただく機会を設けました。

 

「イベントを通じて、罹患者のみならず、罹患されていない方にも、

「ガンと共に生きる」ことについて考えるきっかけにしてもらいたい。そして

「ガン治療しながら自分のキャリアを諦めず、自分らしく生き輝く」先輩方から

日々の生活における暮らしのヒントを得る機会になればと考えています。

 

 

(3)自己紹介

イベント開催主催者について

株式会社TaoCorporation代表の村田です。10年前にSTAGEⅢA乳ガンを宣告されました。

当時2歳と9歳の子供を育てながら、仕事と育児を両立していた多忙な時期に

人生で最大の衝撃を受けました。腫瘍は既に8cmあり、直ぐに抗がん剤治療を開始。

その後、全摘手術、放射線治療、内分泌治療と終わりなき治療が続きました。

やがて、治療と就労の両立を図るため、片道1時間半かかった都内の証券会社から

地元のケーブルテレビ局へ転職しました。

 

<主催者本人。抗がん剤治療副作用で免疫力は標準値の半分以下。マスクは手放せない>

 

 

 

▼「両立支援」は”社内改革”がきっかけとなって・・・。

ケーブルテレビ局に入社した私は、それまで培った経験から様々な社内改革を推進しました。

  

  具体的には・・・

 

 (旧)女性は結婚や出産を理由に退職、両立を望む女性社員がいない。

⇒(新)産休・育休を希望する女性社員の為に規定を策定した上で、

    支える管理職向けのイクボスセミナーを開催。

 

 (旧)モデルケースとなる女性管理職がいない。

⇒(新)女性活躍推進アドバイザーと共に、「一般事業主行動計画」を策定。

    全管理職の30%を女性管理職とする目標を立てて公表。

    さらに女性社員に対して外部研修受講推奨や社内研修を実施。

    取り組みが評価され、えるぼし最高位の三ツ星を取得。

 

 (旧)長時間労働はメディアという職種上、いた仕方ないという風潮

⇒(新)育児介護規程を改定。様々な立場の社員が互いに支え合い、

    尊重し合う働き方を提案。

 

 (旧)社内研修制度はほぼなく、組合からの指示に従って参加する受け身の習得スタイル

⇒(新)外部研修の紹介と受講推薦。部下に対するスキルアップ面談の実施を提案。

 

<女性社員同士の意見交換会を通して、「認め合い、高め合う」効果も。>

 

 

 

▼自分の目指す組織の在り方を信じて

ところが、取り組みを始めた頃はなかなか改革の趣旨が理解されませんでした。

 

「働き方改革なんて、社員を楽させるような取り組みじゃないか」

「もっと収益に直結するような取り組みをするべきだ」

 

取り組みの必要性を問う意見が次々に耳に入りました。

 

それでも、毎月、入社しては退職していく社員が当たり前のように存在していた状況・・・。

社員が活き活きと働くことの出来る就労環境の構築は急務の課題でした。

 

私は同じチームメンバーに助けを求めました。

メンバーは私が目指す組織の在り方に共感してくれ、力を貸してくれました。

そして少しずつ、就労環境の改善に兆しが見られるようになりました。

 

<「どんな意見も否定しない」ブレーンストーミングが重要。>

 

 

▼社内で情報共有。そしてお互いさまのカルチャーを

社員が長く働き続けるにはためには、員ひとりひとりの働き方に対する意識だけでなく、

社員同士のコミュニケーションの図り方も一新し「支え合う」ことを当たり前にする必要がある

と考えました。

 

 良いアイデアは採用する」

 「出されたアイデアは否定せずに一つの意見として尊重する」

 「困った時は”おたがいさま”のカルチャーで社員同士が支え合う」

 

を行動原則にしました。

 

こうした経験値が積み上げられたことで、担当業務以外にも対応範囲が拡がり、

チームメンバーが突然お休みした場合でも、ピンチヒッターとして役目を果たすことが

出来る様になりました。男性社員でも看護休暇を取得して子供の病院に付き添う姿や

管理職が率先して介護休暇を取得し高齢の同居家族に寄り添うケースが増えていきました。

 

<管理職研修:しなやかリーダー塾・株式会社リノパートナーズ提供>

 

 

▼「がん治療との両立支援プロジェクト「がんアライ部」にも参画!

社員の多様性を認める働き方を応援したい、「育児」「介護」だけでなく、仕事をしながら

「治療」を必要とする社員もいる。「このような現状を何とか改善したい」という想いから

「がん治療と就労の両立支援について企業同士で学びを深めながら、両立支援の浸透化を目指す

民間プロジェクト「がんアライ部」(ライフネット生命様・主宰)にも参画しました。

 

 

 

<がんアライ部アワード2020 東京白金台椿山荘にて>

 

 

▼がん罹患の社内周知と職場理解

私自身のガン罹患については、まず初めに社長以下管理職を集めた場において、

現状と今後の治療の方向性の話をしました。

 

■通院は何日おきに必要か

■手術や検査で長期職場離脱する可能性はあるのか

■抗がん剤治療による副作用はどの程度か

■勤務において配慮事項はあるのか

 

それと同時に万が一の場合に備え、私の代わりに業務を担える人材の確保を

お願いしたいと申し出ました。

更に「自分は治療と仕事を両立させたい」と働く意思を表明しました。

 

<「仲間」と信頼関係を築き、「がんでも働く」意志を表明>

 

 

 

▼伝える使命・拡がる共助

今回のプロジェクト実施の目的は「がんとの共生」をテーマにしたイベントを通じて

困難な治療にも向き合い、自分らしい生き方を続けている「たおやかな」がんサバイバーを

多くの方にまず知ってもらうことだと考えています。

 

国でもがん対策として、中高の教育プログラムに「がん教育」が取り入れられました。

成人前から、より身近な課題として、正しい情報に基づく共通理解を深める努力が

続けられています。

 

「がんでも働く」ことが当たり前な社会を築いていきたい!

長年、私が訴えてきた想いです。

「治療と就労の両立」には数々のハードルが立ちはだかる事が多く、

罹患者は自身のキャリアに自信や誇りを見失う事がありました。

 

ところが、逆境の中でも自分の経験を活かし、弱みをバネに活躍される方もいます。

また、「両立支援は会社の経営課題」として捉え、支える側、支えられる側

従業員双方の立場を理解した施策を続けている企業もあります。

 

2023年9月10日(日)狭山市市民交流センターコミュニティホールで実施する

「Carat(カラット)」はガンと共に生きるをテーマに、暮らし応援フェスタとして、

罹患者、罹患者ご家族、事業者経営・人事ご担当者様、看護を学ぶ学生の皆さま、そして

「ガンとの共生にご興味のあるすべての方を対象にしたイベントです。

 

 

 

<「がんでも働く」を目指すサバイバーの存在を「知ってもらうこと」から始めたい>

 

 

(4)プロジェクトの展望・ビジョン

「がんとの共生社会を」国に提言

 

罹患経験に基づくケア帽子の立ち上げや、セミナー講演活動を通じて

治療と就労の両立が一般的に社会に許容され、多くの罹患者が

自分が望む生き方を選択出来るよう、支える側・支えられる側双方に

「共助」「共生」の意識を根付かせたいと取り組んできました。

しかし、私個人が出来る範囲には限りがあります。

 

そこで、今回のイベントへのご支援を皆さまにお願いしたいのです。。。

イベント名称のCarat(カラット)は、こんな想いを込めて名付けました。

 

 

   「誰もが皆、輝くダイヤの原石を蓄えている」

 

              ↓

 

     宝石の大きさを表す ”カラット” 

 

 

「どのように輝かせるかは生き方次第。

治療を生きる目的にするのではなく、自分らしい輝きを持ち続けよう!」

 

今後は、同じ想いを持つ事業者のネットワークを拡げながら、

「治療と就労の両立が当たり前となる社会」を

未来のあるべき姿として国に提言していきます。

 

 

 

▽次世代に繋ぐ共助の姿勢▽

現在、同時に力を入れているもう一つの活動が、出前講座講師としての活動です。

 

「自らの生きる力」を信じ、自分の可能性を拡げる努力を継続して欲しい 

             そして、

     「自分以外の他者の生き方も尊重すること」

          そのためにはまず、

        「自分を大切にすること」

 

を、県内の中学生にお話ししています。

 

いじめや虐待などの心が折れるような話を聴く度に私が思うのは、

ほんの少し自分以外の誰かの生き方に想いを馳せることが出来たなら、

負の連鎖は止められるのではないだろうかと思うのです。

 

共に助け合い、100%の熱量で働けない期間があったとしても

同じ組織の中でフォローしあえる態勢があれば

両立は実現出来ると私は信じています。

<埼玉栄中学校での出前講座>

 

<与野南中学校での登壇>

 

 

<さいたま市本太中学校登壇の様子>

 

みなさまからの温かいご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。

 

※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言など

コロナウイルスによる影響を含む)により、イベントが開催できなかった場合の

対応につきましては、イベント開催日程の延期を致します。

但し、延期した場合のプログラム内容につきましては、登壇者スケジュールの

都合上、内容を一部変更して実施する可能性がございます。

予めご了承の程、お願い申し上げます。

 

 

 

<応援メッセージ>株式会社LITA CEO PRプロデューサー笹木郁乃 様 からのメッセージ

 

私の人生で、村田里依さんと出会えたことは、大きな意味のある出来事でした。

里依さんは、抗がん剤治療で脱毛しても、働き続けたい想いは変わらずに

自分らしく輝き続けていました。

 

また、それだけでなく、「がんとの共生社会を」実現するために、

自らが広報PRを学び、その活動をメディア掲載も重ね広め、

社会に影響を与え続けています。

 

そんな里依さんの姿や行動を見ながら、

私自身、大変勇気を頂き、

また、人はどんな状況でも、夢を諦めなければ、自分の可能性が開花し続け、

さらに輝いていけるんだと思わせていただきました。

 

里依さんのこの活動を通して

「治療と就労の両立が当たり前となる社会」の実現はもちろん、

「自らの生きる力」を信じ、自分の可能性を拡げる方が

増えていくことを願っています。

 

<使用許諾:笹木郁乃様ご本人さまより掲載許可を頂戴しております>

 

 

<メディア出演・取材/ 登壇実績>

 

■2020年10月28日 狭山市労働セミナー<主催:狭山市・狭山市労働センター>

「がんになっても働く社会へ~治療も子育ても人育ても!生き方は自由自在~」登壇

 

■2021年8月27日 第一生命所沢支店ダイバーシティオンラインセミナー登壇

 

■2021年9月11日 がんの治療と暮らしフェア<主催:NPO法人キャンサーリボンズ>

「治療と仕事の両立・体験者から学ぶ」オンライン登壇

 

■2021年12月4日 SAITAMA Smile Women ピッチ

「女性起業家が輝く街、埼玉」最終選考会出席

 株式会社TaoCorporation代表として優秀賞受賞

 

■2022年1月18日 NHKラジオひるどきさいたまーず

闘うさいたまーず”ラジオ出演

 

■2022年1月24日「がんと共に生きるということ」

日立建機様乳がんセミナー登壇

 

■2022年1月31日 11:05-11:30 NHKテレビ

(11:05~11:30 ”ひるまえほっと” 出演

 

■2022年6月16日 狭山市ビジネスサポートセンター3周年記念

成果報告会・対談出演

 

■2022年8月31日 埼玉県大野知事・ふれあい訪問

狭山市ビジネスサポートセンター、埼玉県西部地域産業支援センター依頼

株式会社TaoCorporation代表として出席

 

■2021年12月24日 ラジオ日本”埼玉彩響おもてなし” ラジオ出演

 

■2022年1月31日 2021年度 厚生労働省「治療と仕事の両立支援」

シンポジウム 関東エリア狭山ケーブルテレビ株式会社

人事総務部部長として登壇

 

■2022年2月9日 株式会社ニチレイ主催 乳がんオンラインセミナー

「がんと共に生きるということ」登壇

 

■2022年7月19日 埼玉栄中学校出前講座<主催:埼玉県産業労働部>

「むらっちゃんから大切な君へ」登壇

 

■2022年9月28日 狭山市保健センター主催:がん対策講演会

「がんと共に生きるということ」登壇(会場:狭山市市民交流センター入場数120名)

 

■2022年11月8日 第3回働き方改革オンラインセミナー

 <主催:埼玉県産業労働部多様な働き方推進課>

誰もが安心して働くための両立支援~介護や病気治療、健康課題と仕事の両立~」登壇

 

■2022年11月15日一般財団法人女性労働協会70周年記念講演「働く女性の活躍」

「女性活躍推進は企業に根付いたか?」オンライン登壇

 

■2022年11月21日 埼玉県与野南中学校出前講座<主催:埼玉県産業労働部>

「むらっちゃんから大切な君へ」登壇

 

■2022年11月29日埼玉産業保健支援センター主催

「治療と仕事の両立支援セミナー「取り組み事例紹介」登壇

 

■2023年1月25日テレビ埼玉 ”ニュース930+PLUS”>出演

特集:「がんでも働く」をテーマにしたケア帽子の制作・販売

 

■2023年1月30日 埼玉県令和4年度荻野吟子賞個人・団体部門・奨励賞

主催:埼玉県・男女共同参画への取り組みに対する表彰として>

 

■2023年2月22日 さいたま市本太中学校出前講座<主催:埼玉県産業労働部>

「むらっちゃんから大切な君へ」登壇

 

■2023年7月5日 日本政策金融公庫総合研究所

調査月報2023年10月号「未来を拓く起業家たち」取材

 

■2023年10月31日 狭山市・市職員女性管理職のためのキャリアアップ研修

講師として登壇予定。

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