民間救急車
民間救急車というものを、皆さんご存じでしょうか。 主人が積極的治療を行なっている病院から、別の緩和ケア病院へ転院する際に、私は利用しました。 この存在を知っているのとそうでないのとでは、大きく対応が異なると思いま […]
緩和ケア医師が子供に告知?
「ご主人の予後は、もうあと1ヵ月ありません。 お子さんに、予後のことを伝えたらいかがですか? お母様からお話になれないのであれば、 医師である私から、お子さんに話しましょうか?」 緩和ケア病棟の担当医師から、主 […]
タクシー運転手の悪意のない一言
「夜勤ですか?大変ですね。」 主人が他界した直後の真夜中に、私が病院の車寄せから迎車のタクシーに乗った際、タクシー運転手さんが私に言った悪意のない一言でした。 悪意はないとは分かっていても、何とも言えない気分にな […]
主人と子供どっちが大事?
主人と子供、どっちが大事? そんな考えが毛頭なかった私ですが、当時未就学児だった我が子が、主人の余命が3ヵ月を切った頃に、私に言った一言でした。 「お父さんと自分(子供)、どっちが大事なの?」 我が子のそ […]
海外赴任中の親友との再会
亡き主人には、中学時代からの親友がいました。 主人の余命宣告時、その親友は海外身赴任中でした。 主人の残り僅かな時間で、その親友と会えるタイミングが作れないだろうか? 差し出がましくも、私はそんなことを考えました。 男同 […]
キーパーソンとしての責務
主人が積極的治療に見切りを付けなければならなくなり、化学療法を行なっていた病院から、緩和ケア専門病院へ転院する際の紹介状に、 【キーパーソンは奥様】と書かれていました。 つまり、私がキーパーソンです。 &n […]
故人のスマホの取り扱い
あなたがもし亡くなるとしたら、自分のスマホをどのように扱って欲しいですか? 故人のスマホの取り扱いについて、考察してみたいと思います。 さて、私の主人がガンと診断され、余命3ヵ月と宣告を受けてからというもの、 […]
遺族サロン開設の思い
亡き配偶者の友人達から、この2年余り、温かなお気遣いを頂きながら、私は今日まで生きて来ました。 その中でも、配偶者と私の共通の友人に、このサイトの開設に際し、多大な尽力を賜りました。 この場を借りて、深く感謝申し […]
遺族サロンWEB開設
先日、私の配偶者の三回忌を迎えました。 この2年間は、とてつもなく長い時間だったような、あっという間の短い時間だったような、何とも言えない日々を過ごして来ました。 思い返してみると、2年前、配偶者が他界した直後の […]